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今日も相変わらず 目が回るくらい忙しい
そこに部下の失敗が重なった
部下「Aさん すいません 」
「次から同じ失敗しない様に
大丈夫だから 」
今日は残業だな
お昼を食べ損ねて 今は20時
「はぁ やっと終わった お腹すいた」
今日は近所のラーメン屋にしよう
車をマンションの駐車場に置いて
らくな服に着替えて行きつけのラーメン屋へ
店主「おっ Aちゃんいらっしゃい
久しぶりだね」
「そうだね 最近忙しくて
もう今日は疲れすぎて 大将のラーメンと
餃子食べたくなっちゃった」
店主「いつものだね 」
そう言うと何も言わなくても
瓶ビールとグラスとザーサイが目の前に並ぶ
冷えたグラスにビールを注いで
グビグビと飲む
「はぁ〜 うまい！！」
深「はっは」
隣を見ると お隣さんの深澤さんが
ラーメン食べながら笑っていた
「あっ こんばんは」
深「こんばんは いい飲みっぷりだね
俺も飲みたくなっちゃった
すいません ビールください」
「ザーサイも美味しいですよ」
深「それじゃ ザーサイも」
深澤さんの前にも同じものが並ぶ
深「それじゃ カンパイ」
「カンパイ」
深「くぅ〜 美味い ・・・このザーサイも
めっちゃ美味い」
「ですよね 大将が作ってるんですよ」
深「Aさんって ここの常連さん？」
店主「前は週3で来てたよな」
「はい ここのラーメンが好き過ぎて
最近は忙しくて 遅くなっちゃうから
深夜のラーメンはちょっとね
でも今日は 仕事きつかったから
パワーチャージしたくて」
店主「嬉しい事言ってくれるね
Aちゃんにチャーシューオマケしちゃう」
「ヤッター」
深「仕事大変だったの？」
「う〜ん 若い子がミスしちゃって
そのフォローしたり 自分の案件やったりで
今日はハードでした」
深「そっか お疲れ様」
深澤さんがビールを注いでくれた
「あっ ありがとうございます」
深「ねぇ ちょっと気になる事があるんだけど」
「なんですか？」
深「なんか 敬語ってやだなって
俺より歳下だよね？」
「深澤さんは何歳なんですか？」
深「俺は29」
「私は一個お姉さんですね」
深「えっ 30？ マジで？」
「うん 大将 ビールもう一本」
深「年下だと思ってた
だったら尚更 敬語辞めようよ
はい 今からね」
深澤さんはなかなか強引だ
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作者名：紫苑 | 作成日時：2021年6月7日 13時
