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お風呂から上がると
深「俺もお風呂入ってくるね〜」
手をヒラヒラさせながらお風呂に行ってしまった
ホントに今日泊まってくのかな
もしかして あんな事やこんな事
いやいや 無理だよ まだ心の準備が
深「あ〜 サッパリした それじゃ寝ようか」
「うん あっ 私のベット 狭いよ」
だってシングルだもん
深「いいじゃん くっついて眠れるし」
手を引かれて寝室へ
深「A もうちょっとこっちにおいで」
「あっ 大丈夫」
あんまりくっつくとドキドキが伝わりそうで
深「もっと側に来て」
グッと引き寄せられる
深「やっと二人っきりになれた
ずっとこうしたかった
凄くドキドキしてるね」
「だって 初めてだから
この歳で恥ずかしい」
深「恥ずかしい事なんかじゃないよ
俺は凄く嬉しいよ
Aの初めて 俺にちょうだい」
優しく包み込むようなキスをした
私が怖がらないように 優しく少しずつ
愛してくれて
初めて好きな人に体ごと愛される喜びを
知って
その相手が辰哉で良かったと
心の底から感じた
〜朝〜
目覚ましよりも早く目が覚めた
辰哉に抱きしめられながら眠ったんだ
お互い裸だから 何か身に付けるものを取ろうと
動くとグイッと引き戻される
深「おはよ 何してんの？」
「おはよう 着る物取ろうと思って」
深「まだ このままでいいよ 今日休みでしょ」
「そうなんだけど なんか落ち着かなくて」
深「こうやってるだけで 気持ちいい
Aの体 柔らかくてスベスベで
いい匂い」
首筋をくんくんするから くすぐったくて
「辰哉 くすぐったいってば」
深「ホント くすぐったがりだね」
キスを何度もされて また頭の芯がクラクラしてくる
深「A その顔 反則だから」
さっきよりも深いキスが降りてきて
そのまま身を任せた
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作者名：紫苑 | 作成日時：2021年6月7日 13時
