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「なんだかもらってばっかりで
 申し訳ないな」

深「俺の買い物に付き合ってもらったんだもん
  気にしないで」

「いや でも」

深「それじゃ 俺のお願い聞いてくれる?」

「何?」

深「Aちゃんの手料理が食べたい」

「そんな事でいいの?」

深「うん」

「分かった それじゃ買い物して帰ろうか」

深「やった 楽しみ」

「あんまり期待しないでよ」

途中のスーパーに寄った

「辰哉くん リクエストある?」

深「そうだな〜 和食がいいかな
  肉じゃがとか味噌汁とか」

「そんなんでいいの?」

深「そういうのがいいの 男の一人暮らしじゃ
  なかなか食べられないからね」

「分かった 和食ね」

材料を選びレジでお会計
でもここでも支払いは辰哉くん

深「女の子にはお金使わせないから」

なかなか頑固である

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作者名:紫苑 | 作成日時:2021年6月7日 13時

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