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「私は人と話すのが苦手です
小学校からずっと女子校で委員長をしてきました
女子校でよくある同性が好きとかそういうのではないですが男性と関わる機会がなかったので…正直男性は苦手です」
「なんでジャニーズに…？
超男社会だけど…」
「…ここの幹部が叔父さんで私は就活で苦労しているとき女性社員を募集してるから来ないかと誘っていただきました
その時は周りが就職先を決めるのに私は中々決まらず…苦しくなってその誘いに乗りました」
「ジャニーズだと知ってたのに…？」
「はい…むしろ男性と接するのが苦手だと自覚したのは入社後だったので…
私は、そのままマネージャーの部署に配属されてそれからはずっと先輩マネージャーさんに付いて…いわゆる臨時マネージャーをしてました」
臨時マネージャー…
マネージャーが突然やめたり休んだりしたときの穴埋めのような役目
決まったタレントがいない分難易度が上がる…らしい
「私は、Aさんがデビューした時は2年目でした
新人の彼が貴女の専属になったときは羨ましかったです
だから今回の辞令はすごく嬉しかったんです」
と今まで見たことのない笑顔をした…がそれはすぐの消えてしまった
「なのに…私は2人を別れさせるための道具だった
計画を聞かされた時に言われました…
タレントのためにマイナスになるものは排除するのもマネージャーの役目だと…
コネ入社の私にはその言葉に逆らえませんでした
こんなことをしてしまって本当に申し訳ありませんでした」
彼女がそう言って頭を下げた
きっとこんな風に髪を染めたりもしない真面目な人で今まで仕事のためとはいえこの人も苦しめてしまったんだなぁ…と思った
「やめてください
私はこうなってよかったと思ってるんですから…
今日はこの後仕事ないですよね？」
「はい」
「チーフに連絡しといてください
2人で会いに行きましょう」
「…マネージャー交代ですか？」
「うんん…貴女に話さなければいけないことがあるんです」
私は涙の後洗い流して、ジャケットを片手に気まずい楽屋に戻った
・
・
・
いまだかつてこんなに静かな楽屋があっただろうか…
私が楽屋に帰るとみんな着替えを済ませていて、各々別のことをしていた
私を見つけてヒロ君が何か言いたげにしたけど私はそれを無視してしまった
席に着くとバイブにしてある携帯が揺れた
着信は昌君からのメールだった
『今日、家にこい』
とそれだけ書かれていた
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moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しいです。待ってます。 (2020年5月23日 17時) (
レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
むったん(プロフ) - 更新ありがとうございます(^O^) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9d5833d7c8 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 楽しく読ませていただいています♪ありがとうございます(≧∇≦) (2017年9月6日 20時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - こんにちは！更新ありがとうございます(≧∇≦) (2017年8月21日 3時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 更新ありがとうございます♪催促してしまってごめんなさいf^_^; (2017年4月26日 16時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおん x他2人 | 作成日時：2016年9月16日 21時
