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「それって…もうやめるってこと？
V6を抜けるってこと？」
最初に声を出したのは健だった
その声は何か不安そうな、今にも泣き出しそうな声をしていた
「社長は死ぬまでV6でいてもいいって言ってくれたけど、皆が迷惑ならやめるよ
それに私自身、記憶力の問題で続けたとしても個人の仕事はほとんど出来ないと思う」
「迷惑なんて！」
「そうだよ！
AはV6だろ！？」
「…ねぇ、よく考えて
今は感情的になってそう言ってるのかもしれないけど、冷静になってよ」
「A？」
「歌詞が歌ってる途中でわからなくなるかもしれないんだよ？
ダンスが出てこなくなるかもしれないんだよ？
それに……皆の名前が番組トーク中にわからなくなるかもしれないんだよ？
こんな人間が迷惑じゃないって本当に言っていいの？」
私がそう言うと皆は下を向いて何も言わなくなった
今、今後のことを考えているに違いない
「私、2時間くらい出掛けてくるから
皆で話し合ってほしいの
私をV6に残すか、残さないか…
皆で話し合った結果、皆がやめてほしいって言うなら私はなんの反論もなくV6をやめるよ」
私はそう残して部屋を出た
特に行くところもなくて私は奈乃香の家に行った
ピーンポーン
「はーい
…ってA…あんたいつも突然来るのね」
「ごめんね
2時間くらい時間潰させてくれる??」
「いいけど、なんで自分の家に帰らないのよ」
「今、私の家で皆が話し合ってるから…」
「やっとメンバーに言えたのね
にしても自分のこと話し合ってるのにあんたはここにいていいの？」
「当人がいない方が本音を言いやすいでしょ？」
「まぁそれはそうだけど…
いいの？
自分の意見言わなくて…」
「いいのよ
私が残りたいって言っても皆が迷惑って言ったら残れないもの」
「でも…」
奈乃香はそれ以上何も言ってこなかった
「それよりも楽しいお話しよう！
主に昌君と奈乃香の進展話を！！」
「いやいやいや、今はそれどころじゃないでしょ？」
「こんな時だからこそこんな話をしなくちゃでしょ！
で、昌君の事まだ好きってことでいいんだよね？
いつまで片思い続けてるつもりなの？」
「…そんなこと言ったって、相手はアイドルだし…簡単に告白していいのかもわからないし
仮に…仮によ！？
もし私が告白してそれにいい返事をくれたとしても付き合える保証はどこにもないでしょ？」
「なんで、そんなに難しく考えるの？
好きならそれだけでいいと思うけど？」
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moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しいです。待ってます。 (2020年5月23日 17時) (
レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
むったん(プロフ) - 更新ありがとうございます(^O^) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9d5833d7c8 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 楽しく読ませていただいています♪ありがとうございます(≧∇≦) (2017年9月6日 20時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - こんにちは！更新ありがとうございます(≧∇≦) (2017年8月21日 3時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 更新ありがとうございます♪催促してしまってごめんなさいf^_^; (2017年4月26日 16時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおん x他2人 | 作成日時：2016年9月16日 21時
