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V6で撮影が行われたのは、スキャンダルの翌月の1日だった
朝1番の仕事だった私は少し早めに病院を出た
こういう日は、自分で車を運転して撮影に行きたいがさすがにそれは許してもらえなかった
「ごめんなさい
無理言って早い時間に来てもらっちゃって」
「いえ
今日も同じ楽屋ですけど…大丈夫ですか？」
「何が？」
「その…スキャンダルとかで険悪になったりとか…」
「平気ですよ、きっと…
私のスキャンダルも初めてじゃないですし…」
「そうですか
なにかあったら言ってください
私、なんでも力になりますから」
「ありがとうございます」
局に着くと、私は用意された楽屋に向かった
早めの時間
まだ入り時間まで間があるということもあり、私はノックしないでドアを開けた
しかし、私が１人目ではなかった
「ヒロ君…」
「A、おはよう」
「おはよう」
「雑誌…見たよ
そういうことなら言ってくれればよかったのに」
「なんのこと？」
「撮られたの知らないわけじゃないよね？
俺の事嫌いになったんでしょ？」
「あぁ…彼は今撮ってる映画に出てる新人さん
ご飯行ったところをうまく撮られてるだけ」
「ふーん」
「信じてないでしょ？」
「俺の時も信じてくれなかったけどね」
「キスしてる写真なんてみて、気分のいい恋人がどこにいるのよ…
まぁいいわ
もう終わったことだから」
「俺はまだAの事好きだから…それだけは覚えといてね」
「…っヒ「おはよう！」
思わずヒロ君に泣きつきそうになった瞬間に快くんが入ってきた
きっとこれは神様が言ってるんだ…
決めたことは貫きなさいって…
「おはよう」
「おはよう、快くん」
「A、撮られてたね」
「本当に運ないよねぇ」
「気をつけなきゃだめだよ？」
「快くんもね」
それから、収録まで私とヒロ君が口を利くことはなかった
それから数日後、事態は思わぬ方向に進展する
「ねぇ、Aなんで否定文出さないの？」
「…健？
なんの話？」
「熱愛報道
Aが否定文出さないからこの騒動どんどん大きくなってるけどいいの？」
「珍しいね
健がそんなこと言うなんて」
「いや…少し長野くんが可愛そうなだけ」
「ヒロ君が？」
「ちょっ健！？」
「井ノ原君、何も言わないで
だってさぁ俺達から見たら長野くんはまだAの事好きなのに傍に居なきゃいけないってのもかわいそうだなぁと思って」
「別れてるんだから…別に私の勝手じゃない」
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moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しいです。待ってます。 (2020年5月23日 17時) (
レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
むったん(プロフ) - 更新ありがとうございます(^O^) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9d5833d7c8 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 楽しく読ませていただいています♪ありがとうございます(≧∇≦) (2017年9月6日 20時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - こんにちは！更新ありがとうございます(≧∇≦) (2017年8月21日 3時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 更新ありがとうございます♪催促してしまってごめんなさいf^_^; (2017年4月26日 16時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおん x他2人 | 作成日時：2016年9月16日 21時
