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あれから1カ月たった
私は、ヒロ君とも今まで通りに話をするように心掛けた
しかし、メンバーにはその微妙な違いがわかるようで少し私達の様子を伺ってるのがわかる
けど、何も言ってこないのはメンバーの優しさだろう
「ヒロ君、ライブのことなんだけど今時間いい？」
今日はカミセンとトニセンそして私で楽屋を分けられた
収録まで時間があるため、私はトニセンの楽屋に来ていた
「いいよ」
ヒロ君はそういって笑った
「あのね、ここなんだけど客電が落ちて真っ暗になったところをした通路を通って反対側に行くでしょ？」
「うん」
「問題が発生して…昌君と快くんの通るところはいいんだけど…ヒロ君の通る通路が少し長くて、スタッフが検証してくれたんだけど…それによると全力疾走しないと間に合わないみたいで…」
「ライブ中の全力疾走はきついぞ」
「間奏中に行くから？」
「うん
それで一度その曲だけリハーサルをしたいの
だから明日の打ち合わせ前に時間頂戴？」
「…明日の予定がわからないからなぁ」
「明日、午前はオフだってヒロくんのマネージャーが言ってたから」
「そっか
じゃあ、早めに行けばいい？」
「うん！
ありがとう
もしかしたら間奏を少し長くするかもしれないから頭に入れといて」
「わかったよ」
昌君と快くんも頷いてくれて私はそれを見て安心した
そしてトニセンの楽屋を出ようとしたところでヒロ君に止められた
「A…」
「ん？」
「体調悪い？
熱あるんじゃない？」
そう聞かれてドキッとした
今日は発熱が朝からひどくて、薬は飲んでるけどなかなか効いてくれない
「熱、そんなに高くないから心配しないで？
それにヒロくんだって熱あるでしょ？」
「んー…俺もそんなに高くないから心配ない」
私はヒロくんの首元に手をやった
私自身、熱があるからそんなに温度差は感じないがそれでも熱があるのはわかる
「嘘つき…
熱のある私よりも熱高いじゃん
収録までまだ時間あるし少し休んだら？」
「大丈夫だよ」
「ヒロ君、風邪だからって甘く見ない方がいいよ
もし人がいるのが嫌なら私の楽屋で休みなよ」
それでも中々渋って休まないヒロ君を昌君が半ば無理やり私の楽屋に連れて行った
それを見届けて快くんと話をしてると思いの外早く昌君が戻ってきた
「早かったね」
「疲れてたんだろ
ソファーに横にさせたらすぐ寝た」
「そう」
「あっお前のひざ掛け借りたから」
「はーい」
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moeka(プロフ) - 最近更新がなくて寂しいです。更新してくれたら嬉しいです。待ってます。 (2020年5月23日 17時) (
レス) id: d61ed9781e (このIDを非表示/違反報告)
むったん(プロフ) - 更新ありがとうございます(^O^) (2018年1月9日 9時) (レス) id: 9d5833d7c8 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 楽しく読ませていただいています♪ありがとうございます(≧∇≦) (2017年9月6日 20時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - こんにちは！更新ありがとうございます(≧∇≦) (2017年8月21日 3時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 更新ありがとうございます♪催促してしまってごめんなさいf^_^; (2017年4月26日 16時) (携帯から) (レス) id: 5a1ad4410e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおん x他2人 | 作成日時：2016年9月16日 21時
