愛なんていらなかった。 (ページ3)

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Story.2 ページ3

Aside

『やっぱりいつ見てもかっこいいよなー…。』

私の目線の先にあるのはある2人組。

あれだけのイケメンなのに全然出しゃばったりしない。

いつも2人で過ごしている。

そのギャップというのかなんやらに私は心を奪われた。

どっちもかっこいいけど…

『…平野くん、かっこいいし可愛いし…。悪い所がないじゃん。』

平野くんの方がタイプだな…

彩｢なになに？また平野くんでも見てるの？？笑｣

『違うってばぁ！』

彩｢図星なんでしょ。笑やっぱりさ、Aは平野くんのことが好きだと思う。うん。｣

友達の彩はそんなこと言うけど

『いや、それはないもん。ただの癒しだから。』

彩｢へぇー。笑平野くんいつ彼女できてもおかしくないと思うけどなー。｣

『ちょっと、変なこと言わないでよ！笑』

でも確かにそうだ。

あんなイケメンなんだし、できない方がおかしい。

けど…私に関係ある…？

だって別に好きな人じゃないんだし。

でもさっき、彩に言われてすごく焦った自分がいる。

待って…もしかして…

私、平野くんが好きなの？？