24話 ページ25
あれから約2週間が経ち、ついに雄英高校体育祭本番当日。
私はワクワクしていたが、入場して早々イライラしていた。
根津｢選手宣誓！雄英高校生徒会会長！轟A！｣
校長に言われ、私は壇上に上がる。
『…スゥ…!』
通形｢全員耳を塞いで！｣
『お父さんの嘘つきいいい！！！』
マイクを通してバカデカい声でそう叫ぶ。
そして耳を塞ぎながらも静まり返る3年達。
私は深いため息を吐き落ち着く。
『…まァ何となくわかってはいたけどさ。
じゃあ選手宣誓。
今年も私が勝つ！』
例年より少ないメディアのカメラに向かってガッツポーズをし、ニヤッと笑ってそう言った。
静まり返っていた3年らも｢調子乗るな｣や｢今年こそ負かしてやる｣などと野次が飛んでくる。
私は笑ってあしらい、手を2回ほど叩けばまた静かになる。
『今年は一年に主役を持ってかれ、例年よりメディアの数が少ないですが、それでも三年を見に、取材しに来てくれたメディアの方々ありがとうございます。』
私がそう言ってメディアに向かって礼をすれば、3年もまた礼をする。
そしてメディアを指差し、至って真面目な顔で私はこう言った。
『私を、私達を見ていてくれ。』
ーーーーーーーーーー
第1種目。
今年は障害物競走から始まるようだ。
『やっぱ年々難易度上がってくな。』
通形｢燃えてくるんだよね！｣
波動｢面白そ〜う！ね！天喰くん！｣
天喰｢目立ちたくない…お腹が痛い…｣
『サンイーター相変わらずだな。』
そしてSTARTの合図が鳴り、私はすぐに氷結を出す。
｢毎年同じことやるから慣れたぞ！｣
『ありゃりゃ、最後の年に普通科にまで避けられるとは。』
でも、まぁ…
『私の後ろにいたら無意味だけどね。』
後ろを向き、通路を塞ぐように氷壁を作る。
『突破してみろよ。普通科諸君。』
｢轟貴様ァァ！！！｣
普通科の断末魔の叫びを聞きながら、氷を出しスピードを上げる。
通形｢先に行かせないよシャガ！｣
波動｢今年こそ負かしてやるんだからー！｣
『ルミリオンはまた全国を前にマッパになるつもりか？』
去年もそれでもたついてただろ。
あ、脱げた。
今年もかい。
『じゃあ悪いな2人共。』
私は氷結を出し2人の妨害をする。
波動｢こんなの壊しちゃえば…！｣
『壊せるものなら壊してみな。私が出せる最高硬度。』
ねじれちゃんは私の氷結を壊そうとしたが、壊せずそのままスピードを落とした。
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えむ.(プロフ) - いつも素敵な作品ありがとうございます！公開する話、間違えてませんか？34話から38話に飛んでますよ！ (2023年2月16日 17時) (
レス) id: 2303707e13 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 最高です＞_＜♡めちゃハマりました更新待ってます❤️🔥❤️🔥 (2023年2月13日 17時) (レス) @page35 id: 8b4cfe6f33 (このIDを非表示/違反報告)
柳 - プレゼントマイク好きすぎる！ (2023年2月11日 18時) (レス) @page34 id: 24b8fbf003 (このIDを非表示/違反報告)
神無(プロフ) - すごい好きです！大好きです！！！なーーさん、これからも更新待ってます！！ (2023年2月11日 9時) (レス) @page32 id: 7184837e82 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 続き全裸期待してます！！ (2023年2月7日 12時) (レス) @page28 id: 59202c5c61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーー | 作成日時：2022年12月28日 16時
