39話 ページ40
次の日。
雨の日の中、学校へ登校する。
何故か焦凍も一緒に。
『着いてくんな。』
焦凍｢行き先同じだろ。｣
『テメェと一緒にいると倍目立つんだよ。』
焦凍｢そうか？｣
コイツ自分がどんな見た目かわかってねぇな。
｢轟姉弟だ…！！｣
｢やっば…顔面偏差値高ェ…｣
｢エンデヴァーの娘と息子だろ？｣
｢どっちもバカ強えって…すげぇなぁ…｣
｢せーのっ…｣
｢｢シャガ〜！！｣｣
｢キャー！言っちゃった！｣
あー…ホント、姉弟だとバカ目立つ。
今は変装してないし無視するのも良くねぇからなぁ…
『体育祭見てくれてありがとうございます。これからも応援よろしくお願いしますね。』
そう言って微笑みながら焦凍の頭を掴み頭を下げさせる。
｢｢キャーーー！！！｣｣
｢｢…うおっ…おおう………｣｣
女達から黄色い声が上がり、男達は顔を赤くし照れていた。
｢体育祭に出てた子達じゃないかい。凄かったねぇ、飴ちゃんあげる。｣
『わっ、ありがとうございます〜。』
焦凍｢ありがとうございます。｣
｢シャガちゃん良かったら優勝祝いで野菜持ってき！｣
｢シャガ！この間はありがとう！あと体育祭優勝おめでとう！これ良かったら弟くんと一緒に食べてくれ！｣
『え〜？いいの？やった。ちょうど食べたいなって思ってたんだ。
わざわざ弟の分までどうも〜。大事に頂きますね。』
あっという間に多くの人に囲まれ、色んなものを渡されたりもした。
『すみません。そろそろ学校の時間があるんで…』
｢おお！悪いな！引き止めちまって！｣
｢ごめんねシャガ〜！｣
何とか解放され、焦凍の手を掴み走る。
時間が思った以上にヤベェ！！
『急ぐぞ焦凍！』
焦凍｢ちょっ、A姉速ぇ…！｣
『チッ…荷物持ってろ！』
焦凍に自分の荷物を投げ、焦凍を横抱きに抱えダッシュする。
焦凍｢うおっ！？｣
『しっかり掴まってろ。口は開けるな噛むぞ。』
そう言って雄英まで走り、ついでに1Aの教室まで送り届けた。
『テメェマジで私とお父さんに恥をかかせるな！！自分のことくらい自分で守れるようにしろバカ！！』
焦凍｢悪い。ありがとう。｣
『絶対思ってないだろこのクソガキ…！』
切島｢シャガ先輩！おはようございます！｣
『おーおはよう。皆お疲れ様な、体育祭。』
上鳴｢先輩こそ3連覇でしょ？すごいッスね！｣
『まあな。』
焦凍を蹴り飛ばし、駆け寄ってきた1Aの相手をする。
若いって良いな。
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えむ.(プロフ) - いつも素敵な作品ありがとうございます！公開する話、間違えてませんか？34話から38話に飛んでますよ！ (2023年2月16日 17時) (
レス) id: 2303707e13 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 最高です＞_＜♡めちゃハマりました更新待ってます❤️🔥❤️🔥 (2023年2月13日 17時) (レス) @page35 id: 8b4cfe6f33 (このIDを非表示/違反報告)
柳 - プレゼントマイク好きすぎる！ (2023年2月11日 18時) (レス) @page34 id: 24b8fbf003 (このIDを非表示/違反報告)
神無(プロフ) - すごい好きです！大好きです！！！なーーさん、これからも更新待ってます！！ (2023年2月11日 9時) (レス) @page32 id: 7184837e82 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 続き全裸期待してます！！ (2023年2月7日 12時) (レス) @page28 id: 59202c5c61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーー | 作成日時：2022年12月28日 16時
