25話 【七不思議】七番〈飛び降り少女〉 ページ28
主人公side
ｶﾞｼｬﾝｯ ｷﾞｨ…と軋む音を出しながら、開く扉
扉の外に出た瞬間、ひんやりと冷たい風が吹く
階段は錆れており、下を見れば地面が見え
歩く度、ｷﾞｼｯ…と軋む
「「「「「…………」」」」」」
全員、緊張をしているのか、何も話さない
『上りましょう』
syk「だな」
kt「ｽｰ…頑張るか」
sm「さっき、あんなに意気込んだしな」
br「でも怖いよ〜下を見たら地面見えるし…これ、落っこちない？？大丈夫？？」
kr「うるさいうるさい、とっとと行くぞ」
br「えぇ〜」
今にも崩れそうな階段を６人で上る
途中、ｷﾞｷﾞｷﾞｨ…と大きい音が出たのに対して、ブルークさんがめちゃくちゃビビっていたのは言うまででもない
ちょっとしたハプニングがありながらも、屋上の地面が見える所まで来た
br「階段長くない！？疲れたんだけど」
kt「言われてみれば、見かけより長い気はするけど…」
kr「まあ、着いたんだし大丈夫だろ」
syk「ブルークがビビって揺らすから、ﾀﾋぬかと思ったわ…」ｹﾞﾝﾅﾘ
sm「どーかん」
『あはは…』苦笑
そんなことを話しながら、私が最後の一段を上がろうとした時____
『えっ…』
sm「っ…社さんっ…」
いきなり階段が崩れ、私は浮遊感を感じた
だが、浮遊感を感じたのは一瞬だった
『スマイルさん…！』
sm「あっぶねぇ…」
スマイルさんが、瞬時に私の手を取ってくれたおかげで、落ちずに済んだ
kr「ナイス、スマイル！社さんを引き上げるぞ！」
syk「スマイル、そのままだぞ！」
sm「わかってる！」
kt「行くぞ！せーの！えっ…？？」
３人がかりで引き上げられたが、何故か引き上げて下さった、３人が驚いてる様子
私、何かしたか…？
br「どうしたの？きんとき達？」
syk「いや…」
sm「……ご飯食べてるか？」
『え？食べてますけど…』
syk.kt.sm「「「いや、軽すぎるだろ」」」
『へ？』
kt「軽すぎて、心配なんだけど…」
br「え、試してもいい？」
『た、試すとは…？』
br「おんぶする」
『え』
br「拒否権はないよ〜誰か僕の背中に、社さん乗せて！」
kr「りょーかい。社さん」
『え？え？』
きりやんさんにブルークさんの元まで連れていかれる
br「乗って！」
『えぇ〜…』
正直に言って、すごい怖い
人の上に乗るのはほんと怖い
でも…
br「？」
(そんな笑顔で見ないでほしい…)
『分かりました。乗ります…』
br「やったぁ！」
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紫華 - とても面白いです！ワイテルズに興味を持った、と言っても過言ではありません！ありがとうございます！ (4月12日 13時) (
レス) @page41 id: e2ba00ee0a (このIDを非表示/違反報告)
トワ(プロフ) - Onoさん» オノちゃん！！久しぶり！！ありがとうね！頑張るよ！ (2022年4月2日 9時) (レス) id: c69b6ce437 (このIDを非表示/違反報告)
Ono(プロフ) - トワ姉！新しいアカウントで頑張って！このお話の更新楽しみにしてるね！！ (2022年4月1日 18時) (レス) @page3 id: cd10da9391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トワ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/19750206is1/
作成日時：2022年3月29日 1時
