黒/橙 ページ4
_________________________
今日も朝早くからお仕事。
お仕事場につき、まだ半分寝てる康二を備え付きのソファーに寝かせて、康二の番は俺の後なので名残惜しいけど楽屋を離れた。
それから色々と取材や個人写真の撮影などお仕事を済ませて、早歩きで帰ってるところ。
康二、起きてるかな〜、俺が居なくて寂しくて泣いてるかな〜、なんて甘えられたい気持ちを抱き楽屋に入ったけど、康二はきちっと正座して静かにテレビを見てた笑
「ふふ、康二またドラマみてるの？」
もう見るの何回目？って程におんなじのを再生し続けてる笑よっぽど気に入ったんだね。
「おん！やっぱり想くんかっこええなぁ………」
「えー！俺は？」
「めめは別やで〜！」
目の前に本人がいるっていうのに、視線は俺が主演をやらせてもらってるドラマに釘付け。でも、指先は口元でモゾモゾ。
ゆらゆら揺れ動きながらドラマを見ている康二を目で追っていると、緊張感のある場面がやってきた時、ぱくっ！と口に運ばれる手。
そのまま、自身の手をかじかじと噛み始めた。ここのところ雑誌の表紙に飾らせていただく機会も多いし、手が傷つかないようにちゃんと注意しなくちゃ！
表紙はなにか工夫できるから大丈夫かもしれないけど、後から手ぇ痛い〜ってメンバーに泣きつくのは康二だから笑
「こーじ！痛くなっちゃうから、手かみかみしないよ？」
「……はぁい」
口では返事してるけど、まだ手は口の中笑
康二には、集中してテレビを見たり、物事をするときに必ずどこかを噛む癖がある。これは小さい頃からの癖らしい。
仕事場では頑張ってるけど、ふとした瞬間にあぐあぐ噛んでる笑
やっぱり安心したりするのかな？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 354人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まーたん(プロフ) - リクエスト失礼します！さっくんが体調を崩してめめがお世話をするお話が見たいです！お願いします！ (2022年12月11日 17時) (
レス) id: 57917330f7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゆ - 翔太くんのしゃがむ姿が可愛すぎるのでそれを活かしてほしいです (2022年12月4日 21時) (レス) @page6 id: 5cc7e931f7 (このIDを非表示/違反報告)
あ - リクエストお願いします！メインがめめで翔太君にすごい甘えてほかのメンバーからブーイングを受けるところが見たいです！お願いします (2022年12月3日 8時) (レス) @page6 id: d3bf7cd289 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しお | 作成日時：2022年11月30日 23時
