10.奄三と廉 ページ10
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暁side
奄三は、いつも入っているスイッチが月一度だけ切れるときがある。
普段しっかりしすぎている分、こういう少女らしい一面を見るとすこしホッとする。
ので俺もあまりごちゃごちゃ言わない。
普段は俺の方がヘラヘラしてるしな。
暁「奄三、いい加減離れろ。煙草吸いに行くっつってんだろ」
「だめ」
暁「廉ならすぐ戻ってくるって」
「………」
まぁ少し、面倒ではあるが。
どうしたもんかと頭を唸らせていると、ちょうど良いタイミングで岸が帰ってきた。
暁「おーちょうどよかった。岸、コレ頼むわ」
岸「あれ、廉まだ帰ってきてないの？」
暁「そうなんだよ。俺ちょっと煙草吸いに行ってくるからさ」
岸「あぁ、分かった。A、俺んとこ来るか？」
そういえばやっと俺から離れて岸のもとへ行った。
ほんと”お嬢”だな。
なぜ先ほどから廉を探しているのかと言うと、奄三は自覚しているか知らないが廉が居るときは必ず廉の傍でくっついて、
廉の言うことにだけは素直に聞く。
他メンバーには「やだ」「知らない」「永瀬どこ？」しか言わねぇくせに。
まぁそれもその期間のみだが。
「はー…やっと吸える」
多分、廉は奄三にとって少し特別な存在なんだろう。
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たんこ(プロフ) - 更新嬉しいです！ありがとうございます。KINGバージョンのときから見てるのですが毎回更新されるたびに本当に嬉しくてワクワクしながら見てます！ (2021年4月20日 15時) (
レス) id: 203b35fd4d (このIDを非表示/違反報告)
れんかい坦です♪♪♪♪ - こんにちわ？！。とても、面白いです。投稿頑張って下さい！応援します。 (2020年5月1日 17時) (レス) id: 5af3fd4f65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しお
x他1人 | 作成日時：2020年4月21日 22時
