44.ギャップ ページ45
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久しぶりの大橋との再会に自然と会話が弾む。
「なにわ男子ユーチューブチャンネルでの嵐のtruth、アレすごかった！完成度もそうだし、大橋のここぞというときの魅せ方がとにかく上手い。」
大橋「ほんま？」
プライベートの話も含め仕事の話をしていると、ふいに私の後ろに影が落ちた。
紫耀「なんの話〜？」
「平野、来てたんだ」
大橋「お疲れ！」
紫耀「意外なペアやな。仲良かったっけ？」
「この間のコンサートで指導入って、そのときにちょっとね」
紫耀「へぇ。やるなぁ和也」
平野にそう言われ大袈裟に「えへへ〜」と照れる仕草を見せる大橋。
そんな大橋に私もクスッと笑ってしまう。
大橋「てかA、また髪切った？」
「ほんのちょっとだけね。」
大橋「やっぱ短い方が似合うな」
大橋は柔らかい笑顔で微笑みながら私の髪にサラサラと指を通す。
大橋に会うたびに常々思う。大橋の最大の武器はこのギャップだと。
平野「和也、お前廉に殺されんで」
大橋「は？なんで廉？」
「大橋は？髪切らないの？」
大橋「今んとこ髪型は固定やな。まずは覚えてもらわんと。」
「なるほどね。それもそっか。」
大橋がずいッと頭を私の目の前に差し出してきて、意図を察した私が大橋の髪を撫でようとしたとき
後ろにいた平野にその腕を掴まれた。
平野「A、そろそろ本番やで。楽屋戻らな。」
「…もうそんな時間か」
楽屋の時計に目をやって席から立つと、大橋は「えー！俺の髪も触ってや！」と唇を尖らせる。それに対して平野が多少荒い手つきで「ほらほら、これでいいな。」とわしゃわしゃ大橋の頭を撫でた。
そうして平野に半ば急かされるように背中を押され、なにわ男子の楽屋を去った。
廉「…なあ」
「うん？ていうかここ廊下。離れて」
なにわ男子の楽屋を出るなり、廉は後ろから私にハグしてきた。
もういつものことなのでいまさらどうこうなどは無い。
廉「ずっと和也と話してたな。めっちゃ仲良いやん」
「そ？ありがと。」
大橋とは馬が合うのはもちろんだが、なによりステージ上でのパフォーマンスは目を見張るものがある。
いつかなにわ男子に力を入れることがあれば、もっともっと深掘りしてみたい。
廉「Aは、俺らキンプリのマネージャーやで？」
『そうだね。キンプリの5人がそう思わせてくれる間は、ずっとそばでプロデュースし続けるよ。」
廉「…そうか。」
いつかなにわ男子を指導するときが楽しみだ。
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たんこ(プロフ) - 更新嬉しいです！ありがとうございます。KINGバージョンのときから見てるのですが毎回更新されるたびに本当に嬉しくてワクワクしながら見てます！ (2021年4月20日 15時) (
レス) id: 203b35fd4d (このIDを非表示/違反報告)
れんかい坦です♪♪♪♪ - こんにちわ？！。とても、面白いです。投稿頑張って下さい！応援します。 (2020年5月1日 17時) (レス) id: 5af3fd4f65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しお
x他1人 | 作成日時：2020年4月21日 22時
