43.大橋和也 ページ44
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大橋「え！A！！なんで居んの！」
久しぶりに聞いたハスキーボイスに振り返ると、大橋が満面の笑みでこちらへ駆け寄ってきた。
相変わらずこの笑顔にはホッとするし、歳上というのもあってお兄ちゃんのような安心感がある。
「おおはしぃ〜」
大橋「３ヶ月ぶりとかくらい？」
当然のように両手を広げた大橋の胸に飛び込むと、すぐに後ろから首根っこを掴まれた。
廉「ちょお待てや。」
『…ながせ、離して？』
廉「え？何？いつからソコ交流あったん？」
大橋「いつからも何も前から仲良いで？」
廉「いやいや、全然交流なかったやろ。話してるとことかほとんだ見たことないわ。」
『前のコンサートのときに少し私が指導に入ったの。そのときに色々話して一緒に飲みに行ったりして、そこからかな？」
「ね！」と大橋を見ると大きく頷いて「ねー！」といつもの笑顔が帰ってきた。
廉「は、飲みに行ったって、二人で？二人だけで？」
『他の皆疲れてて行かないって言うから二人で』
大橋「今日の夜は？」
『明日なら空いてる！』
大橋「お、じゃあ行く？」
『行きたい！！』
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永瀬廉side
いつの間に交流のあった和也とA。
あまりに意外すぎる二人の絡みに俺は動揺を隠せない。
なによりAの和也にあった時のあの嬉しそうな笑顔は、すこしばかり見過ごせないものがあった。
年も遠くはないが、近くもない。和也が天然人たらしなのは知っていたが、まさかAまで丸み込まれるとは思っていなかった。
廉「なぁ大吾、あの二人いつもあんななん？」
大吾「この間のコンサートのときからめっちゃ仲良えな。廉しらんやったん？」
廉「今知った。」
さぁ、どうやって牽制しよう。
他の奴ならまだしも、相手はあの大橋和也。これは少々面倒だ。
楽屋の隅で和也と楽しそうに喋るAにチラチラと視線をやっていると、今度は紫耀が楽屋へ入ってきた。
再び楽屋は盛り上がる。
すると紫耀も和也とAの変化に気づいたようで、ずっとそちらに視線を向けていた。
紫耀のことやからいつどこで行動を起こすわかわからない。
しばらく他のメンバーと絡みながら様子を伺っていると、ついに紫耀が二人の方へ足を進めた。
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たんこ(プロフ) - 更新嬉しいです！ありがとうございます。KINGバージョンのときから見てるのですが毎回更新されるたびに本当に嬉しくてワクワクしながら見てます！ (2021年4月20日 15時) (
レス) id: 203b35fd4d (このIDを非表示/違反報告)
れんかい坦です♪♪♪♪ - こんにちわ？！。とても、面白いです。投稿頑張って下さい！応援します。 (2020年5月1日 17時) (レス) id: 5af3fd4f65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しお
x他1人 | 作成日時：2020年4月21日 22時
