36.これが俺達 ページ36
田中樹side
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大我「…なんで行かせたんだよ。」
納得がいかない京本が、なんともいえない悲しそうな顔で疑問をぶつける。
そう、俺はAの手を離した。
”行って来い”
と、声をかけた。
樹「言わなくても分かるだろ。もしあの場で行かせなかったとしても、
…Aは向こうに行ったよ」
大我「……〜〜っ」
わざわざ言うまでも無い。
京本なら分かってる。
悔し涙を流す京本に、メンバーは優しく背中をたたく。
優吾「しょうがないって。こればっかりは。」
Aの腕を離した自分の右手を見つめていると、今度は俺がバシッと肩を叩かれた。
ジェシー「間違ってないよ。樹は。認めたくないけど、多分お前の言うこと当たってるよ」
北斗「…間違ってはないかもしれないけど。でも別に諦めるつもりもねーよ」
北斗の、さも当たり前かのようなその言葉にメンバーの数人は”やられた”というように笑顔を見せた。
慎太郎「ははっ、おう。奪いに行くか」
樹「俺ら諦め悪ぃな」
優吾「今更だろ！」
ジェシー「片思い引きずってる女々しい女みてー俺ら」
北斗「女々しいんじゃなくて粘り強いんだよ。ほら泣くなよ。きょも。」
大我「…うん」
手放した？
いや？これから奪うんだろ。
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たんこ(プロフ) - 更新嬉しいです！ありがとうございます。KINGバージョンのときから見てるのですが毎回更新されるたびに本当に嬉しくてワクワクしながら見てます！ (2021年4月20日 15時) (
レス) id: 203b35fd4d (このIDを非表示/違反報告)
れんかい坦です♪♪♪♪ - こんにちわ？！。とても、面白いです。投稿頑張って下さい！応援します。 (2020年5月1日 17時) (レス) id: 5af3fd4f65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しお
x他1人 | 作成日時：2020年4月21日 22時
