22.ビジネスホテル ページ22
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暁樹side
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暁「…そういえば、この裏にホテルあったよなぁ？」
海人「あー、あったね。たまに使ってるね」
紫耀「え、あーそういうこと？」
勇太「…なるほどな」
俺等が今いるこのビルの裏に、ビジネスホテルがある。
たまに地方組が帰れなくなったり、電車が動かなくなったときなどはそこを利用していて、所謂ジャニタレ御用達の使いやすいホテル。
あそこはこっちの事情も分かってくれてるから何かと融通が利くんだ。
俺はスケジュール帳を開き、皆の明日の予定に目を通した。
暁「紫耀、明日午前中空いてるな。あと勇太も。それからー…廉」
俺はこれから奄三をホテルへ連れってくれそうなメンバーの名前を適当に挙げた。
紫耀「いいよ。じゃあ俺行くわ。今日車で来てるし」
廉「あー俺明日オフやから、一緒泊まるわ。」
海人「え〜いいなぁ。俺も行きたい」
勇太「ビジホは一部屋二人までだった気がする」
ほらな。皆奄三のこととなると我こそがと積極的になるのでありがたい。
暁「んじゃーホテルには俺から連絡しとくから、細かいことはロビーで話つけてくれ」
あくびを漏らしながらそう言い残し、俺は練習室を出た。
平野紫耀side
結局、ホテルは２部屋とることに。
海人と廉と俺とAの四人。
岸と神宮寺は明日朝早くから仕事が入っているため、暁が家に帰らせた。
さぁ、問題はここからだ。
２部屋取って、無事にチェックインできたのはいいものの、俺達４人は片方の部屋に窮屈に集まって話し合いが行われていた。
廉「…いや、何で紫耀と海人もこっちの部屋来んの？」
紫耀「廉とAが同じ部屋っていつ決まったん？」
廉「決まるも何も普通そうやろ」
紫耀「普通って何？どゆこと？」
廉「あーもうだるいわ」
海人「ははっ！なんかMr.KINGに戻ったみたい！！俺等こんなのしょっちゅうだったよね！」
何も知らないAは、目は覚ましたもののうとうと顔で上の空。
今にも寝そうだ。
こんなことしてる場合じゃない。
廉「…とりあえずA、いったん風呂入ってこい。」
紫耀「うん、そやな」
「…んー、」
適当な返事だけして、一向に立ち上がらないAを立ち上がらせたのは海人。
海人「よしじゃあ一緒に行こ。背中流してあげるね」
廉「おいコラ戻ってこいや。」
紫耀「ビジホの風呂なんか狭いから二人も入らんて」
廉「そういうことちゃうやろ。」
海人「もー冗談じゃん。」
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たんこ(プロフ) - 更新嬉しいです！ありがとうございます。KINGバージョンのときから見てるのですが毎回更新されるたびに本当に嬉しくてワクワクしながら見てます！ (2021年4月20日 15時) (
レス) id: 203b35fd4d (このIDを非表示/違反報告)
れんかい坦です♪♪♪♪ - こんにちわ？！。とても、面白いです。投稿頑張って下さい！応援します。 (2020年5月1日 17時) (レス) id: 5af3fd4f65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しお
x他1人 | 作成日時：2020年4月21日 22時
