第4話 ページ5
「はぁ…、やっとついた」
体力は自信があったのだが、あの距離は流石に疲れた
そう考えながら、私は辺りを見回してみる
…ここが二次試験の会場なの？
辺りを見るが、そこにあるのは霧がかった広い草原だ
サトツ「ヌメーレ湿原、二次試験会場に行くにはここを通っていかねばなりません」
「…げぇ」
ということは二次試験会場はここじゃないのか
それに、ヌメーレ湿原には奇妙な生き物がたくさんいると聞いたことがある
こんな泥がある場所を通らないといけないなんて…
めちゃくちゃ嫌ですね！
サトツ「十分に注意してください、騙されると死にますよ」
私の気など知らず、サトツさんは淡々と話す
そして、サトツさんがそういった直後
「騙されるな！」
という声とともに手足の長い猿をかかえた男が出てきた
うっわ、猿キモい
「そいつは偽物だっ、俺が本当の試験管だ！」
そう言い終わる前に
何かが横切った
「ガッ…！」
一瞬のことで分からなかったがよく見ると男の顔や体にトランプが刺さっていた
…えぇ？
「クックック…なるほどね…」
トランプを投げたであろう男が笑う
それはサトツさんにも投げられたようで
サトツ「…このような行為は次からはいかなる理由でも即失格といたしますので」
「はいはい」
サトツ「それでは二次試験へ参りましょうか」
・
・
走り始めること約1時間
さらに霧が濃くなり前の人が見えにくくなってきた
と、その時
「君もまだまだ美味しくなりそうだね」
と、声が聞こえ恐る恐る振り替えると
「やぁ」
そこにはあの時トランプを投げた男がいた
…なんの用できたの
あんまり関わりたくないんだけど！
「初めまして。 おにーさんは何か私に用でも？」
「んー、ちょっとね」
そういいながら男はニヤリと笑った
「君もう念を覚えてるの？」
ねん？
なんのこと
「あの、何ですかネンって…」
そういうと男は少し驚いた顔をし
「あれ？ ちゃんと纏【てん】が出来てるからもう覚えてるのかと思ったんだけど」
何いってるのか全然分かんない
首を傾げると
「無意識かぁ、ふーん君面白いね」
そういい男は走るペースを落とし
ヒソカ「僕の名前はヒソカ、じゃぁまたね僕の青い果実ちゃん」
そう言いヒソカさんは霧の中へ消えてった
…なんだったんだ
※
ヒソカが話す時に付く記号はなしとさせていただきます
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れたす(プロフ) - この作品を4年くらいにみつけて1度読んだことがあって、それから設定とか内容が好きでたまに思い出してたんですけどタイトルが思い出せないまま探していたんですけど今日やっと見つけることが出来て良かったです。ハンターハンターの作品多くて大変だった、、、 (2020年2月1日 15時) (
レス) id: 6b14e12bb4 (このIDを非表示/違反報告)
シオ(プロフ) - カルナさん» コメントありがとうございます！ 楽しんでいただけて私も嬉しいです！ 無駄に長いかも知れませんがどうかよろしくおねがいしますね笑 (2016年1月2日 8時) (レス) id: 3d7cbaca3a (このIDを非表示/違反報告)
カルナ(プロフ) - 初コメします。HUNTER×HUNTERにハマり、小説を探してたんですけど。この小説がぴったしで！とても面白いです。まだ１ですが、どんどん読ませていただきますね。更新頑張ってください (2016年1月2日 0時) (レス) id: 626a902ae9 (このIDを非表示/違反報告)
シオ(プロフ) - ありす＠フェアリーさん» ハッピーニューイヤー！！！ 年あけちゃったよもう笑 めちゃくちゃゆっくりな更新やけど頑張るよう！ 応援しててね（＾−＾） (2016年1月1日 0時) (レス) id: f4e9ea2022 (このIDを非表示/違反報告)
ありす＠フェアリー - ハッピーニューイヤー！シオ！更新頑張ってね！ (2016年1月1日 0時) (レス) id: 96d06774ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シオ | 作成日時：2014年8月15日 0時
