第3話 ページ4
しばらくすると試験開始のベルが鳴った
サトツ「それでは、これより試験開始いたします。私は一次試験担当のサトツと申します」
開始を告げられ周りの空気が変わる
私も自分のプレートを握りしめ気持ちを切り替える
あ、ちなみに私の番号は310番ね
まあまあキリよくて助かる
私物忘れ激しいからさ
サトツ「第一次試験404名参加ですね。では、ついてきてください」
そうしてサトツさんの声を合図にハンター試験が始まった
・
・
どうやらこの"サトツさんについて行く"って言うのが一次試験らしい
そして今は二次試験会場に向かっている
…それにしても
「…まだ着かないのー」
多分走り続けて6時間が経過している
その時間で脱落していく人が何人も出ているようだ
まじ、後どのくらいなの？
そんなことを考えていると
「あっ、俺達と同じくらいの子がいるよ！」
突然の声に驚いて振り替えると
「あ」
さっきジュースを渡した少年と、もう一人の少年がいた
えっと、この場合はなんて言えばいいのだろうか
初めまして？
こんにちは？
返事に困り、1人で自問自答していると
「ほらゴン、いきなり声かけるから驚いてるじゃん」
ゴン「あぁごめんごめん、俺はゴンよろしく！ 君は？」
キルア「俺はキルア、よろしく…ってさっきも会ってるよな」
その返事に頷いて答える
これは私も自己紹介するべきだよね？
そういう空気だよね？ね？
「えっと、Aです。 …よろしく？」
と、人生初の自己紹介をした
否、私が覚えてないだけでホントは初じゃないかも
キルア「あぁよろしく。 っつーか、なんで疑問形？」
笑いながら聞いてきたキルアに
「なんでだろ、自己紹介とかしたことなかったから？」
と、またもや返してやった
そういうとキルアは「ふーん」と、曖昧な返事をした
……いやつっこめよ
ゴン「ねぇ！ Aは何歳？」
「えー、10歳？」
キルア「俺達より2つ下か…」
ゴン「そっかぁー」
ということはキルアとゴンは12歳か
年上なら敬語使うべきだよね？
そんなこと二人は気にしなさそうだけど
そしてこの試験について少し話をした後ゴン達と別れた
どうやら2人で競争をするらしい
あ、敬語は使わなくっていいってさ
「…いいなぁ」
なんて私の声は、この地下に寂しく響いていった
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れたす(プロフ) - この作品を4年くらいにみつけて1度読んだことがあって、それから設定とか内容が好きでたまに思い出してたんですけどタイトルが思い出せないまま探していたんですけど今日やっと見つけることが出来て良かったです。ハンターハンターの作品多くて大変だった、、、 (2020年2月1日 15時) (
レス) id: 6b14e12bb4 (このIDを非表示/違反報告)
シオ(プロフ) - カルナさん» コメントありがとうございます！ 楽しんでいただけて私も嬉しいです！ 無駄に長いかも知れませんがどうかよろしくおねがいしますね笑 (2016年1月2日 8時) (レス) id: 3d7cbaca3a (このIDを非表示/違反報告)
カルナ(プロフ) - 初コメします。HUNTER×HUNTERにハマり、小説を探してたんですけど。この小説がぴったしで！とても面白いです。まだ１ですが、どんどん読ませていただきますね。更新頑張ってください (2016年1月2日 0時) (レス) id: 626a902ae9 (このIDを非表示/違反報告)
シオ(プロフ) - ありす＠フェアリーさん» ハッピーニューイヤー！！！ 年あけちゃったよもう笑 めちゃくちゃゆっくりな更新やけど頑張るよう！ 応援しててね（＾−＾） (2016年1月1日 0時) (レス) id: f4e9ea2022 (このIDを非表示/違反報告)
ありす＠フェアリー - ハッピーニューイヤー！シオ！更新頑張ってね！ (2016年1月1日 0時) (レス) id: 96d06774ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シオ | 作成日時：2014年8月15日 0時
