【2j3j】だから護らせろって言ってんでしょうが！２

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『さて、じゃあここからは一人で何曲か歌って終わりにしようかな！まずは甲斐田が歌っていたこの曲！”ニア”』

＞ニア！？
＞ああ……綺麗な歌声……
＞零ちゃんらしい曲だ……
＞くだらない人間のこと、ってところ本当にあざ笑ってるように歌うのむりぃ……
＞優しい歌声で泣けてきちゃった
＞ちょっとでも生きようって思ってくれてたら嬉しいな……

『ふぅ、ありがとうございました〜！続いて長尾が歌っていたこの曲！”心拍数#0822” 』

＞まってまってまって
＞情緒が死んじゃう
＞急に心臓きゅってさせてくるじゃん……
＞ねぇまってありがとうって今私たちに向けて言った！？
＞めっちゃ目合わせてくれるじゃん……すきぃ

『最後は弦月が歌っていたこの曲！”それがあなたの幸せとしても”』

＞まってその曲はだめ……
＞もう画面見えない……
＞零ちゃん？？なんでそんな的確に涙腺えぐってくるの？？
＞ライバーも皆泣いとる
＞本当に声が綺麗だなこの野郎！！
＞推しててよかった……

『ふぅ……、と、いうことでいかがだったでしょうか？私の同期が出していた歌ってみたの中でも特に好きな曲を歌わせていただきました。さて、というわけで、少し早めではありますが、こんな感じでお披露目を終わりに……きゃっ、なにっ？』

〆の挨拶に入ろうとした桜華に黒い影が襲い掛かる。

『しまった……さっき振り払ってきたやつが追い付いちゃったのか……仕方ない、とりあえずダメもとでも戦うしかないか、な』

＞今度こそ魔か？
＞零ちゃん、気を付けて……
＞展開あついな……ってかボリューム……！

『はぁ、よし、やるか』

桜華が戦闘態勢に入るが、先ほどとは違って押され気味。

『ちょ、こいつら強すぎ……てかやっぱりこいつら……、今日は同期来れないんだから空気読んでよ……』

＞え、もしかしてだけど予想外とかないよね？
＞零ちゃん頑張れ！
＞零ちゃん危ない！

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