【2j3j】だから護らせろって言ってんでしょうが！２

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『……はい、ということでどうでしたでしょうか……』
「ねぇ、れいちゃ、まじで天才！今度星川ともちゃんとコラボしてね？歌ってみたも出そうね！」
『ふふ、機会があればぜひ』
「れいちゃこの後移動でしょ？星川おとなしく帰るからこの後も楽しんでね！」
『ありがとう〜！サラ、Twitterでたくさん呟いてくれたら嬉しいな』
「もう決定した！この後星川スマホ離さない！」

＞たらしだ……
＞星川画面外になってすぐツイートしてるの草

『はい、ということで。歌ってやっぱりいいね。緊張するけど。……実はね、零のためにスタッフさんがステージを作ってくれたんです。だからそこに移動しま……しょうって思ったんだけど明らかゲストじゃない人いるなぁ……。あれ魔だったらまずいんだけど通りすがりの敵だったりしない？』

＞通りすがりの敵は草
＞でも今日同期来れないんじゃ……

『……あの〜、魔ですか？』

首を横に振る人型の黒い何か。

『あり？じゃあ、通りすがりの敵さんだったりします？』

首を縦に振る人型の黒い何か。

＞素直か
＞草

『なんだ、魔じゃないのか。なら私でもなんとかなるな』

桜華が足元に手を伸ばす。次の瞬間には桜華の両手には小型のナイフが握られている。

＞！？
＞そこにナイフ隠してるの好き……
＞袴の下足首のところに隠してたのか……

「おいおい、おうかぁ？一人でやんなっていつも言ってんだろ？」
『へ？』
「楽しいことやってんね？僕らも混ぜてよ」

＞くろのわきちゃ！！！
＞くろのわ！？しかもアイドル衣装！？

『え、早くないですか？向こうのステージついてからじゃ……』
「おせぇから迎えに来た」
「くーちゃんそわそわしてたもんね」
「くーちゃんっていうな！」
『……じゃあ、一旦あれどうにかしてからステージ行きましょうか』
「おう。俺らも武器用意してもらったからな」

葛葉が長いサーベルを、叶が銃を取り出す。三人の殺陣。

＞殺陣かっこよ……
＞正直長尾出ないなら殺陣はないと思ってた……
＞零ちゃん身軽すぎない？？
＞え、ま、零ちゃん

バク転した！？

『片付きましたかね』
「お前、バク転するならするって言えよ！」
「めっちゃびっくりした……」
『あ、ちなみにバク転はスタッフにも言ってなかったです。ちょっと立ち回りミスったので取り入れてみました』
「だからスタッフが皆青ざめてたのね」
『へへ、あ、ほらみんな！ステージ着いたよ！』

◇→←【3Dお披露目配信】こういう時は”感謝”の術式使えばいいんだよね。

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