【2j3j】だから護らせろって言ってんでしょうが！２

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『そうそう。その時の神様が悩んでる私のとこに来てお話をしてくださったんだ。それでね、約束を憶えてるか、って言われたの。だからもちろん覚えております。この国そして現世の安全に勤めること、そしてこの身果てたときにあなた様にお仕えすることです。って答えたら、本気にしてたのかって驚かれたんだけど。解せぬ』

＞まって
＞シリアスにちょっとボケはさむのやめて

『三つ目の約束。半分ほど冗談のつもりだったが、逃れられない運命にしてもよいか、って聞かれたからもとよりそのつもりでございます。って答えたらその神様が家名をくださった』

＞え？
＞神様に家名をもらった？？

『その神様のお名前の始まりに桜魔ってつくんだけどね。その名前をもらいました。うん、察した人もいるかな。その神様は桜魔の国を作った神様です』

＞それもしかしなくてもとんでもないことなんじゃ

『うん。まぁ、いわゆるこの国でいう結婚して苗字変わるみたいなそんな感覚？一応零とその神様の間には恋愛感情はないし、結婚とかは自由にしていいって言われてるから今後苗字変わることもあるけど。現時点で零は桜華零から桜魔零に変わりますって話です。ただ、いろいろややこしくなっちゃうのでライバー活動では零のみで活動していくと思います』

＞なる、ほど

『零は家を捨てました。曲がりなりにもここまで育ててくれた家を捨てた。姉さんと兄さんは快く受け入れてくれたけどお母様とお父様はとても怒っていらしたし、自分でも正直本当に正しかったのかわからなくて、ずっとずっと悩んでいたんだけど……その、……うーん……』

＞大丈夫だぞ
＞少なくとも第三者でなんも知らない私から言わせてもらえばとってもいい決断をしたと思う
＞捨てたんじゃなくて選んだんだよ
＞零ちゃんの味方たくさんいるから大丈夫！

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