危機到来！？ ページ47
閻「鬼灯君と優季ちゃんに頼みたいことがあるんだ」
鬼「なんですか？」
貴「あらたまって気持ちの悪い…」
閻「ひどいよ！」
鬼「で、なんですか？」
閻「あ、えっとね。今度、日本地獄にわしの知り合いの娘さんが来ることになってるんだ。」
貴「娘さん？」
鬼「その方を案内すればいいんですか？」
閻「うん。まぁそうなんだけど…」
鬼「なんです？」
閻「その子ね、鬼灯君に気があるみたいで…」
鬼「あ…貴「嫌です！」
閻「え？」
貴「閻魔大王、貴方はバカですか！なんでそんな人よぶんですか！」
閻「そんなこといってもわしの古い知り合いだから…」
貴「もしその人に鬼灯をとられたりしたら、私はもう生きていけません！」
鬼「優季、そんなに私のことを…」
貴「当たり前でしょ！鬼灯が他の子を好きになったら私はどうすればいいの！」
鬼「優季、私は貴方以外に興味がある人はいません。貴方以上に愛している人はいません。愛せません。」
貴「ホント？どんなに綺麗な人でも？」
鬼「見た目なんてほんの少しのことです。私は貴方の全てに惚れています。だから、大丈夫です。」
貴「うん…わかった(ニコッ」
鬼「///(くっそ可愛い)」
閻「話は済んだかな？」
鬼「ああ"？」
閻「ひぇ！？」
鬼「その方はいついらっしゃるんですか？」
閻「明日」
鬼「はあ？」
閻「ヒィ」
鬼「そういう大事なことはもっと早く言ってください。」
閻「ご、ごめんね。じゃあ頼むね」
鬼+貴「わかりました」
ーーーー
〜翌朝〜
貴「(ドキドキ」
鬼「大丈夫ですよ」
貴「う、うん(鬼灯を信じていないわけじゃないけど、どうか、どうかものすごく綺麗な人じゃありませんように)」
鬼「(優季に勝る女などいるものか)」
閻「鬼灯君、優季ちゃん、来たよ」
貴「(どうだ！？)」
？「鬼灯様〜こんにちは〜」
鬼+貴「…」
？「あたし、ゆきといいます！」
貴「(まずいッ美人だッ！！)」
鬼「(優季の足元にも及ばない)」
鬼「ゆき様。閻魔大王第一補佐官の鬼灯と申します。」
ゆき「知ってます。鬼灯様のお噂はかねがね…」
鬼「そして…」
貴「閻魔大王第二補佐官の優季と申します」
ゆき「え！？第二補佐官いるのぉ？聞いてなぁい」
貴「え…」
ゆき「ていうか、ちょっと前に第二補佐官死んだって聞いてたのにぃ。」
貴「！！ッ…」
ゆき「あたしが第二補佐官になった方がよくない？ね、鬼灯様も周りの皆もそう思わない？」
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作者名：悪魔 | 作成日時：2018年4月28日 4時
