番外編~小人~ ページ8
貴「おはようございます」
朝、法廷に顔を出すとなにやら騒がしかった
貴「なにをしているんですか、閻魔大王」
閻「あ、優季ちゃん!鬼灯君知らない?」
貴「鬼灯?見ていませんが…」
閻「もう裁判の時間なのに、鬼灯君が来ないんだ」
貴「おかしいですね…私が見てきましょう」
ーーーー
鬼灯の部屋の前
コンコン
貴「鬼灯?いますか?」
し……ん
貴「入りますよ」
中に入ると、真っ暗だった
電気をつけ、辺りを見回すと
鬼「…」
ベットに横になってる鬼灯を見つけた
貴「なんだ…いるじゃないですか(でもなにか雰囲気が違う気が…)」
貴「鬼灯、起きてください。裁判が始まりますよ」
鬼「…」
貴「鬼灯!」
鬼「…」
貴「はぁ…失礼します!!」
布団をバサッと取ると
貴「え?なにこれ…」
そこには
貴「めっちゃ可愛んですけど!!」
小さくなった鬼灯がいた
いや…反応が違うだろ…
ーーーー
貴「なにこれ、ヤバっ!!可愛い!!!ハッ違う違う…起こさないと。」
貴「鬼灯、起きてください…」
鬼「…」
貴「(にしても全然起きねぇな…)あ、あんなところにふわふわもふもふパラダイスが!!」
鬼「…」ガバッ
一瞬で起きた
設定
鬼灯三歳くらい
あまり喋らない
が、いたずら好き。皆が手に負えないぐらい
貴「あ、起きましたか?」
鬼(小「!」
優季に気づいた途端警戒する鬼灯(小
貴「(警戒されてる…)大丈夫ですy…じゃなくて、大丈夫だよ。そんなに警戒しないで。」
鬼(小「…」
貴「なにもしないから。ね?(ニコッ」
鬼(小「…」
貴「(真顔だけど、ちょっと警戒心といてくれたみたい…)」
鬼(小「…か」
貴「ん?」
鬼(小「貴方は誰ですか?そしてここはどこ…」
貴「え?(もしかして記憶がないの?え…なんで?)」
鬼(小「…」
貴「あ、ごめんね。私は優季って言います。ここで、閻魔大王第二補佐官として働いてるんだ(私が焦ってどうする)」
鬼(小「…」
貴「(聞いといて無視かい!?と、とりあえず閻魔大王に知らせないと…)」
鬼灯に声をかけようとした時
シロ「優季様!どうしたの?」
シロが入ってきた
その瞬間
ドスッ
シロ「ぐはっ…」
鬼灯がシロに飛びついた
シロ「え、なにこの子。鬼灯様に似てるけど…あ、もしかして鬼灯様と優季様の隠し子!?」
貴「はい?なに言ってるんですか、シロさん。私と鬼灯に子供なんていませんよ。」
シロ「え?じゃあこの子は?」
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作者名:優季 | 作成日時:2018年1月30日 15時