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百十一件目 ページ46

白「あ…」

貴「なんですか?」

白「…なんでもないよ(ニコッ」

シロ「へ〜〜〜、茶粥か。夏にいいね」

白「さっぱりしてるし、胃に優しいよ」

シロ「あ、それいいね。最近は毎日仕事で亡者の骨しゃぶってるし。」

ルリオ「胃が疲れてるのは確かだな」

桃「血なまぐさくなったなぁ、お前ら…」

シロ「とりあえず一杯くださ〜い」

白「はい、一杯200円」

鬼「タダにしろ。さすれば食ってやらんでもない」

白「100万円でも売るもんか。あ、優季ならタダにしてあげる。」

貴「いいんですか!じゃあタダで」

白「いいよ〜。はい、どうぞ」

貴「ありがとうございます」

鬼灯と白澤はまだ睨み合ってる

貴「あ、もうすぐ12時だよ。メインステージに行かないと。先に行っちゃうよ〜。」

シロ「先?」

貴「うん。シロさん達もまた後で来てね」

鬼「あ、待ってください!」

白「僕も…桃「店はどうすんですか、店は」え〜桃タロー君がやってよ〜。」

シロ「(優季様って凄いな…)」


ーーーー
〜メインステージ〜
貴「(まぁこの祭りの本部でもある)」

獄卒が徐々に集まってくる

貴「(このために義経公と一緒に練習したんだから!この日の前には完璧だって言われたんだもん、大丈夫)」

優季は横笛を吹き始める

それに合わせて、鬼灯の和太鼓、お香さんの三味線、獄卒達が踊りだす

そう、盆踊りだ

貴「(皆笑ってる…キラキラしてるよ…私も今日は楽しかったなぁ…幸せだったなぁ…)」

優季は涙を流していた

それは誰も気付かなかった

たった一人を除いて…


ーーーー
〜12時〜
鬼灯がステージに上がり、号令をかける

鬼『さて、獄卒の皆さん。我々にとってはここからが本領発揮。今宵は送り火の日。亡者も次々と戻ってきます。気を引き締めて取り逃がさないようにして下さい。』

その時、ステージに設置してある時計が12時を指し、大きな音で鳴った

鬼『毎回現世から戻りたがらない亡者を引き戻しに行きますよ!!!』

精霊馬のキュウリに乗って次々と現世に行く獄卒たち

その中に優季もいる

獄卒「こらっもうとっくに0時過ぎてるぞ!!」

「うわっ見つかった!!!」

そのまま逃げようとする亡者を自分の能力を使って一瞬で捕まえる優季

唐「優季様、スッゲー」

茄「圧巻だなー」

貴「一旦引きあげましょうか…」

括りつけた亡者の重みでフラフラになる精霊馬

優季は一旦地獄へ戻り亡者をあるべき場所へかえした

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作者名:優季 | 作成日時:2018年1月30日 15時

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