幼馴染3 (ページ31)

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百件目ページ31

〜運動場〜
べ「へぇ〜運動場の他にジムもあるのか」

鬼「仕事上、ずっと座りっぱなしの方もいますし」

べ「(テニスコートがある)あれできるか？」

鬼「一応やったことは…」

〜テニス対決〜
鬼「いきます…よ！！」

べ「よしっこi…ぶへぇ…！！」

鬼灯が打った球は、ベルゼブブの顔に直撃した

鬼「あれ？すみません。別のものにしましょう」

〜バスケットボール対決〜
鬼「…」

シュッとゴールに入れようとしたボールは、なぜか後ろにいたベルゼブブの顔に直撃した

〜ゴルフ対決〜
鬼「…」

鬼灯が打ったボールは、横にいたベルゼブブの顔に直撃した

以下、同じような結果です

ベ「いい加減にしろよ、この野郎…！」

ベルゼブブが鬼灯の胸ぐらを掴んだ

鬼「正直、ボール=人にぶつけるという本能があるので、球技って苦手なんです。どうしたらいいですか？」

鬼灯は凄く怖い顔してます

ベ「し、知るか！仕事から離れろ！！」

鬼「バカな！それなくしてなにが面白いと言うのです…！」

ベ「日本人！働きすぎなんじゃねーの！！？…ハァ…ふぅ…鬼神ってのは皆こうなのか？悪魔の方がよほど健全だぞ…」

鬼「失敬な！EU地獄の悪魔は、人を欲望で誘惑し奈落へと導くのが仕事でしょうが、我々日本地獄の獄卒は罪人を裁き反省させるのが仕事なのです。」

ベ「はあ…ま、それはわかるが…」

その時、五時の鐘がなった

貴「そろそろサタン王の講演が終わる時間ですね」

鬼「そうですね、そろそろ戻りましょう」

ベ「お前！腹筋何回できる？」

鬼「すみません。仕事がありますので」

貴「(そんなに勝負がしたいのか…)」

ベ「(落ち着け…ん？こいつは結婚してない。ということは独身。だが俺は美人の嫁さん持ち！)」

ベ「勝った！」

そう叫ぶと、今度は急に笑いだしたベルゼブブ

貴「どうしたのかな？ベルゼブブさん」

鬼「さあ？情緒不安定なんですよ」

貴「ストレスかな？」

べ「(で、でも彼女くらいはいたりして…)」

また考え込むベルゼブブ

貴「(本当に情緒不安定だな)」

ベ「おいお前、彼女とかいるのか？」

鬼「いますよ(即答」

ベ「早っ」

鬼「貴方さっきからずっとその方に会ってますよ？」

ベ「は！？てことは、お前か！！？」

貴「あ、はい」

鬼「ほら、サタン王のところへ行きますよ」