幼馴染3

番外編~バレンタイン~ ページ14

貴「今日は書類の整理をしてから…鬼「優季！」

貴「鬼灯、どうしました？」

鬼「今日はなんの日ですか？」

貴「？特別な用事のある日ではなかったと思いますが…」

鬼「仕事関係ではなくて…」

貴「？？」

鬼「(ズーン…」

貴「なぜ！？」

「鬼灯様ー！！」

鬼「…おや、貴方は衆合地獄の…」

「わ〜覚えていてくださったんですね！」

鬼「はあ、まぁ…(仕事上…)」

すると、女性は鬼灯に袋を渡した

貴「(なんだろ…)」

鬼「ありがとうございます…」

「///そ、それじゃあ！」

女性は走っていった

貴「なに貰ったんですか？」

鬼「……貴方には関係のない物です」

貴「(なんか拗ねた！？)」

鬼灯はそのまま去っていった

貴「(え、なんだったの…お香さんに聞いてみるか…)」


ーーーー
〜衆合地獄〜
貴「お香さん！」

お香「あら優季さん、どうなされたの？」

貴「今日はなんの日ですか？」

お香「今日？」

貴「ええ…なにか鬼灯が聞いてきて…というか、衆合地獄中ピンク色の空気ですが…」

お香「今日はバレンタインよ」

貴「バレンタイン…あっ！そっか…バレンタインか…確か、好きな人にチョコを送る日？でしたっけ？」

お香「そう。優季さんは鬼灯様にもう差し上げたの？」

貴「それが…すっかり忘れて用意していなくて…」

お香「え！？(鬼灯様、落ち込んだでしょうね…)」

貴「どうしましょう！？」

お香「落ち着いて…じゃあ今から一緒に作りましょうか！」

貴「でも仕事…」

お香「友達の方が大事ですわ」

貴「お香さん…ありがとうございます！」


ーーーー
では…Let'sCooking！

貴「時間がないので簡単なもので…」

お香「鬼灯様以外にもあげるの？」

貴「そうですね…お世話になっている方達にはあげたいですね…」

お香「そうね。じゃあ少し多めに作って…あ、鬼灯様のは少し豪華にしてあげるといいわよ。」

貴「え、なぜ？」

お香「絶対喜ぶから！」

貴「わかりました…」

チョコ作り再開

お香「優季さんってお菓子作りも上手なのね」

貴「そんなことありませんよ」

お香「ここにはこれを…」

貴「ラッピングはこんな感じでいいですか？」

お香「完璧ね！」

そんなこんなで

お香+貴「完成！！」

お香「結構早く終わったわね」

貴「そうですね。では早速渡しに行きましょうか…その前に、お香さん今日は本当にありがとうございました。これ、友チョコです…」

お香「…」

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