番外編~小人4~ ページ11
シロ「いや〜最初は皆、可愛い可愛いって言ってたんだけどさ…」
貴「やんちゃすぎて手に負えないらしくて…」
桃「なるほど…」
シロ「それに目が離せないんだよね。特に閻魔様が…」
桃「目に浮かぶ…」
シロ「どうしよう…」
桃「う〜ん…」
貴「鬼灯、ちょっとの間ウサギさん達と遊んでてくれるかな?」
鬼灯をおろし、そう言った
貴「(だって目がキラキラしてたんだもん…)」
貴「で、白澤。なぜずっとくっついてるんですか?」
白(小「え〜だって君可愛いからさ。僕のお嫁さんにしたいなって。あと、名前知りたいな(ニコッ」
貴「やっぱり貴方、本質は変わらないんですね。私の名前は優季です。」
桃「なんかすみません」
貴「いえ…」
白(小「ところで、あの鬼灯って子と僕。本当に元々大人だったの?」
桃「そうです。ちびっこの好みでいろいろ聞いてみてくれませんかね…」
白(小「僕に小さい子の相手が務まるかなぁ」
桃/シロ+貴「(あんたも小さいけどな…)」
白澤は鬼灯に近づき
白(小「ねぇ、君。うさぎ好きなの?」
鬼(小「…」
白(小「人参あげるといいよ。沢山寄って来るから」
桃「何かいい感じにいってるな」
シロ「いつもの二人じゃ考えられない平和オーラだね。」
桃「なんだかんだ白澤様、聞き上手だからな…」
貴「小さくなっても人のよさだけは変わらないようですし。」
桃「知識も豊富なまま…その上飲んだくれたり、女遊びもしない…あれっ…!?今のままが幸せなんじゃ…!!?」
貴「(苦労してるんだ…桃太郎)」
シロ「ダメだよ桃太郎。そうやって現状に甘えるから、いつも駄目になるんじゃんか〜」
桃「うるせぇ!」
シロ「本当のことだろ」
桃「本当だからこそやめろ」
貴「うるさいですよ。喧嘩しないでください」
桃/シロ「はい」
白(小「ちょっと聞きたいんだけどさ、僕と君は元々大人だったらしいんだけど、僕その時の記憶が全くないんだよね…君はなにかあったりする?」
鬼(小「…」
白(小「どう?」
鬼(小「…」
白(小「?どうし…べしーーーんっ
今何が起こったかというと、鬼灯が白澤の額を叩きました
つまり、目がある場所です
桃「すげぇ音…」
白澤がこちらに走ってきたかと思うと
白(小「ッ……優季ぢゃ"ん"ッ…!あいつぶったぁぁ〜(大泣」
貴「あーあー…」
白澤を抱き上げ、背中を叩いてあげた
貴「泣かない泣かない…よしよし」
桃「結局、縮んでも不仲なんですね…」
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作者名:優季 | 作成日時:2018年1月30日 15時