Dream！-神妖人推奨委員会- (ページ18)

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　　　Part7◇ ページ18

殺してしまった・・

殺人未遂を犯したけど

償うことができれば

まだ生きることができた人を

そんなことをかんげejikritocxps・・・

良汰「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

ナレーター視点

どんどんどんどん！

図書館の扉が蹴り飛ばされる

響子「御代家だ！何があった！」

するとはつかは涙目で響子にすがりついた

はつか「どうしよう・・・良汰君が・・・良汰君が・・・」

響子「！」

響子が絶句した

赤い目の良汰が殺気に満ちた顔でこちらを見ている

良汰「あはははははは！」

我を忘れてしまっている。神か妖怪に取り込まれてしまったようだ

響子「！」

すると良汰が響子の眼前に現れた
爪を振り飾る

ガキィン！

父さん「総員逃げろ！危険すぎる！」

響子の父が太刀で爪を振り払う
太刀なのに、少しのヒビが入ってしまった

父さん「っ・・」

はつか「ど、どうやって止めるんですか・・」

はつかが震えた声で問いかける

父さん「神妖に取り込まれてしまったらもうなす術がない
このまま殺すしか・・」

響子「そ、そんないやだよ！
かわいい娘の頼みだよ！殺さないで！」

父の裾をつかむ

すると同伴してついてきた凛が

凛「パワーストーンだよ！目に見せればパワーストーンの中の強い霊が守ってくれる！」

はつか「そうか！」

ドォンとはつかがジャックと同じような土の槍でポケットを切った

運よく中身は割れず紐を持ち上げた

良汰「！」

青い正気が飛び出した

その拍子に

響子「元に戻れえええええええええええええええええええええええええええ！」

響子が叫んだ

すると良汰の目の色が戻っていく

そして

トサッ

良汰はそのまま本の山の上に落ちた

響子「も、元に戻った？」

息はあるがそのまま目を開けない

父さん「運べ、杉本家に行くぞ」

御代家傘下の男が良汰を抱えた

響子「ま、待って！良汰！

良汰！」

そのまま時間が止まったように
あたりが静かになった

変な音の室内に

ジャックの血の匂いが広がるのだった

2話終わり