Dream！-神妖人推奨委員会- (ページ25)

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　　　Part5△ ページ25

妖怪「あれ、見ない顔だ。☆今日は響子が来るはずだったんじゃないのか？」

無邪気の子供だ種族はたぶん、鬼だろう、角がある

鬼・・・

鬼…

(鬼・・)

ゆい丸「ゆいか・・」

ゆいか「な、何？」

ゆい丸「逃げろおおおおおおおおおおおおおおお」

全力で飛ぶ、風を強く突き抜けたせいで顔が引きつって前が見えない

鬼「ま、待ってよぉ～(´・ω・`)」

子供の鬼は飛んでいた二人の前にさっと現れた

鬼「それ！その箱！響子の霊気の匂いがする！」

ゆい丸「 (くそが・・)」

子供の鬼はにぱっと笑う

鬼「響子は来ないのか？」

ゆいか「・・・」

鬼「来ないのか？」

ゆい丸「・・・」

鬼「来ない・・のか・・」

鬼の表情がどんどん曇っていく

ゆい丸「くそが！」

嫌な予感がし、ゆいかの手を掴みゆい丸は全速力で飛んだ

だが・・

鬼はそれほどのスピードもないはずなのに
すぐ追いついてくる

鬼「響子が来ないのなら・・・お前らはイラナイ・・
お前ら力比べしない・・」

ゆい丸(ち、力比べ？)

ゆいか(安全ってこと？)

鬼「お前らぶっ殺す！」

鬼は金棒を振り回した

ゆい丸「ッ！」

とっさにゆい丸はポケットの中から一番重いバチを取り出した
三本目のバチだ

それを巨大化させた

ゴォン！

バチは金棒をはじいたが、少しひびが入ってしまった

ゆい丸「あああ・・・三本目が・・・」

ゆいか「ゆ、ゆい丸くん・・・強い！」

鬼「しね」

気づけばゆいかの真後ろに鬼が回り込んでいた

ゆいか「！・・しまっ」

ゆい丸「・・んのやろ！」

手でゆいかを抱え込み
バチで鬼の横っ腹をついた

ゆいか「・・・あ、ありがと」

ゆい丸「三本っていうんじゃなかった…
気そらすなよ！」

そういってゆい丸はよろめいた鬼をバチを縦にしてそのまま突いた
だが鬼は頑丈だ。

全く効いている気がしない・・

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