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「大丈夫かな、A…」
俺は両手を組み合わせ、祈るような形で呟いた。
先程からこれを何回も繰り返している。
だって、Aになんかあったら…最悪、殺されてるなんてことも…
「大丈夫よ。どれだけ心配してんの…1分おきには呟いてるんじゃない?
だって、Aは強い子だって…あんた、知ってるでしょ?」
俺のつぶやきに返答したのは風露だった。
彼女は背中を柱にくっつけて、呆れたように溜息とともにそう言った。
その一言で、確かにそうだ…と思う。
Aの精神力は強靭だ。その彼女が、1人になったくらいでへたばっているはずがないだろう。
そう言えば…俺はどうしてこんなにもAを心配しているのだろう?
1人、という単語に、そう疑問を持つ。
もしかして、アイツとAを…どこかで重ねているからか?
それを言ってしまえば…アイツの精神はかなり脆かった。
そんなの、傍にいた俺はわかっていたはずだったのに。
どうして俺は、裏切ってしまったんだろう…―――?
「そうだ。Aちゃんは強い子だし…こんなところで負けているはずがないよ!」
俺の思考を中断させるように、震えながらも元気のいい声が響く。
声の主はグッとガッツポーズをして言う。
俺はその言葉に、Aは絶対に大丈夫、という確信を持ち、
「…そうだな」
と、呟いた。
…しかし。
「いや…そうでもないみたいだぜ…」
震えながら、1人の男子生徒が声を絞り出した。
彼の名は荒谷いつき。イケメン、という称号が似合うであろう男子だ。
彼は携帯を手にしていて…―――
「残念な知らせだ…たった今…Aの死亡通知が届いた」
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セトマリ - 私的には、ツキヒコと薊さんが好きです!幸せになりつつあったのに…… マリーには、幸せになって欲しいです (2014年8月20日 4時) (レス) id: 6f8166006b (このIDを非表示/違反報告)
カノtoクロハLove→莉々(プロフ) - フュンフ ―funf―さん» ニセモノさん…。エネの恋ちょっと切ないけど、私は応援するぜ!! (2014年4月18日 19時) (レス) id: 9fab18750d (このIDを非表示/違反報告)
フュンフ ―funf―(プロフ) - ウィードさん» コメ有り難う御座います!…ん、え?!スイマセン驚きすぎて二度見しました。ンマジですか…?!や、友人に1回言われたことあるけどでもそんな…!(スイマセン有頂天です 文章を褒めてくださるなんて…もう凄く嬉しいです!感無量です…!(*^_^*) (2014年4月18日 19時) (レス) id: 9333c965f2 (このIDを非表示/違反報告)
フュンフ ―funf―(プロフ) - カノtoクロハLove→莉々さん» キドカノは人気ありますよね。僕も大好きです!でも一番はエネコノですかね…個人的にはw (2014年4月18日 19時) (レス) id: 9333c965f2 (このIDを非表示/違反報告)
ウィード - 小説家になれるんじゃないですか?文の書き方や作り方がスッゴい上手です!! (2014年4月16日 21時) (レス) id: 4f7fc97cb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フュンフ | 作成日時:2013年12月10日 18時