【銀魂】記憶喪失中の舞姫は働く万事屋を営業中！

刹那 ページ16

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日向が真選組に絡まれているのとほぼ同時刻。

店を閉めようとしていた松の元に1人の男がやって来た。

笠を被っており 表情は読めない。

「___ _ ____ ___…。」

松は声を潜めて 男に何かを伝えた。

彼は黙って話を聞きながら、愉快そうに口元をニヤッと歪める。

「へぇ………」

そしてそう吐き出した。

そのまま2人は何もなかったかのように

松は暖簾を仕舞い、男は雑踏の中へ消えて行く。

俯いた彼女の顔はいつもの慈悲深い女性の顔ではなかった。



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