397話 頭から水 ページ22
−倉間side−
音無先生の言葉
Aの言葉
俺達は全部分かってるつもりだ
ここまで来たんだ
天馬には頑張ってもらわねぇとな
更衣室に戻る途中
ﾄｲﾚからAが出てきた
びちょびちょのAが
倉「うわ；なんで濡れてんだ!?」
貴「えっと・・・蛇口をひねり間違えた；」
青「おいおい、しっかりしてくれよ；」
速「風邪引い「くちゅんっ」」
三「あーあ、言った傍から；」
茜「Aちゃん、ﾀｵﾙ」
貴「ありがと；」
わしゃとわしゃと
頭から拭き出したA
さっきの目つきとは
正反対だな；
でも「蛇口をひねり間違えた」
ってのは嘘だな
どーせ自分の気持ちを
落ち着かせようと頭から水を被ったんだろう
ばればれだっての
更衣室に戻った俺達
すぐに鬼道監督から
後半の指示が告げられた
鬼「皆、よく前半のうちに追いついた
試合の流れを作るためにも一気に攻め上がるんだ」
「「はいっ」」
俺は話を聞きながら
水を飲み、うっとおしい汗をﾀｵﾙで拭った
鬼「倉間、影山と交代だ」
倉「え」
鬼「ﾃﾞｻﾞｰﾄｽﾀｼﾞｱﾑの流砂は
想像以上に体力を消耗する」
だがそれは新雲学園も同じだ
後半温存してきた影山を投入し
一気にDFﾗｲﾝを切り崩す
と、言う作戦らしいんで
倉「分かりました、監督」
影「・・・倉間先輩」
すると影山は不安そうに
俺の近くまでやってきた
倉「大事な試合だ、後半頼んだぞ」
お前のｽﾋﾟｰﾄﾞで奴らを攪乱してやれ！
俺がそう言えば影山は
「任せてくださいっ」っと大きな返事をした
浜「典君、かっこいいねぇ」
貴「先輩みたいだ」
倉「俺はみたいじゃなくて、先輩だ！」
速「や、やめてくださいよぉ；」
ったく、こいつら
緊張感ねぇ；
神「よし、後半も気合を入れていくぞ！」
「「おう/はい」」
ラッキーアイテム
革ベルト
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紅蘭 - あなたの作品とっても好きでした。心よりご冥福をお祈りします。どうかお幸せに。 (2020年5月4日 21時) (
レス) id: c9c79794b0 (このIDを非表示/違反報告)
ハンちゃん - どうかゆっくり休んでください (2017年8月25日 22時) (レス) id: 62f33cab2a (このIDを非表示/違反報告)
未夜(プロフ) - ふぅさんの作品、すごい好きでした (2014年12月7日 15時) (レス) id: ea21c4a0b8 (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - ご冥福をお祈りいたします (2014年3月2日 19時) (レス) id: 1d0d8286a8 (このIDを非表示/違反報告)
胡麻(プロフ) - 作品を見るたび、心が痛むよ。ふぅ、元気でね (2014年1月23日 15時) (レス) id: b3b892a0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作者ホームページ：http://id26.fm-p.jp/477/coloris/
作成日時：2013年1月21日 19時
