お ページ13
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「…あんた、隈ひっどいよ。昨日寝られなかったの？」
次の日
朝一番に声をかけて来た我が親友であるあやこは、私の顔を見た瞬間ギョッとしていた。
『おはよう、あやこ。……ご覧の通り、寝不足でして』
「あー…そう、みたいね。今にも死にそうだわ」
可哀想にという風に私の頭をポンポンと撫でてくれる。
うぅ…なんていい女なんだ。私が男だったらあやこと真っ先に付き合うのに。
以前にもこういう発言をしたが、願い下げ！といって断られた。我が親友は割りとドライだ。
『あやこぉー………私、なんか悪いことしたのかなぁ、』
「え、…なになに。ついに渡辺でも殴った？」
『殴ってないよ！』
「なぁんだー、また大量の課題出されて手出しちゃったのかと」
『……課題は、昨日出されたけど、』
「まじ？…え、の割にはいつもより余裕そうじゃん」
『…そう、それなんだよ。あやこ、それが原因』
「まったく話が見えないんだけど」
怪訝そうな顔をしてこちらを見つめるあやこに昨日の経緯を説明していく。
…もちろん、あの契約については伏せておいた。
いつもの呆れ顔をされるか、とてつもなく長いお説教をされるか、そのどちらもかの三択に決まっている。
「…うーん、とりあえず渡辺は殴ってもいいと思われるね」
『あやこ、暴力ダメ絶対だよ』
「いくら善意で、と言ってもさぁ。他の勉強もあるのにあの量はさすがに怒っていいレベル」
『昨日のはいつもの1.5倍くらいあった』
「……やっぱり2回くらい殴ろう」
勇ましい彼女は準備運動なのか指をボキボキ鳴らしている。
美人なのに彼氏ができないのは恐らくこういうところ。
恐らく、というか絶対にそう。
先程あやこのことをチラチラと見ていた男子たちの顔が青ざめているのがここからでもよく分かるからだ。…かわいそうに
「それにしても、深澤が教えてくれたのは意外だね」
『…意外？』
「んーなんていうか、必要以上に関わってこないイメージだったからさ」
『え、そうなの？』
「うん。さすがに教えてー？って言われたら答えてあげてたけど……女子に積極的に話しに行くタイプじゃないと思う。自分から教えに行くとかなおさらね」
『……それこそ意外なんだけど、』
「なんと言っても見た目がチャラいからねぇ。」
…たしかに。深澤くんの第一印象はチャラ男だった。
毎日これでもかってくらい気崩してるし、ピアスばちばちなんだもん。
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ぬめ娘(プロフ) - ふこさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます😭✨楽しみにしていただけてるようで、こちらも本当に幸せです〜❣️これからも是非是非よろしくお願い致します！ (2023年1月17日 0時) (
レス) id: 9b0e8af300 (このIDを非表示/違反報告)
ふこ(プロフ) - もう、ほんとに口調とか全部がそのまんますぎて最高です😭😭素敵な作品をありがとうございます😖❗️これからも楽しみにしてます🫶🏻 (2023年1月15日 0時) (レス) @page16 id: 768c221a9c (このIDを非表示/違反報告)
ぬめ娘(プロフ) - 翡翠さん» 有難きお言葉😭そんなに喜んでいただけてこちらも嬉しい限りです、、！深澤くんボイスに置き換えてセリフ考えてみたのでそう言っていただけると自信つきます😭今後も是非お楽しみいただければ幸いです〜❣️ (2022年11月13日 16時) (レス) id: 9b0e8af300 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - こういうお話ずっと探してました（ ; . ; ）深澤くんの口調がもうそのまんまでめっちゃきゅんきゅんします(><) (2022年11月13日 10時) (レス) @page12 id: 4d27a85535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬめ娘 | 作成日時：2022年11月12日 15時
