［新･光神話 パルテナの鏡］〜君の**た物語〜

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「……」

もやもやする。

何か隠し事をされてるんじゃないか、と一度考え出すと、そうとしか思えなくなってくるんだよね……。


……こういう時は、まずストレートに聞いてみよう！

うん、そうしよう！



「あっ、シン、丁度良い所に!!」

シ「あﾞぁ？」

「怖い(´ºωº｀)」

シ「ンな事言う為だけに引き止めたなら殴るけど、なんだ？」

「さらに怖い(´ºωº｀)」

シ「よし殴r((「待って待って待って、ごめんて」 ……はぁ……ンだよ」


……最近皆の呆れ顔しか見ていないような気がするけど、まぁそんな事は置いとこうか。


「なんかさ、皆で私に隠してる事って無い？」

シ「皆で？ 隠し事？ お前に？」

「YES．」

シ「は、お前だけに隠し事する意味とかあると思うか？」

「だよね、無いよね?!」

シ「だよね、とか言うなら聞くなや」


……はっ、しまった。

つい流れで「だよね」とか言っちゃった……！

ていうよりは、隠し事をされてるっていう事を信じたくなかった感じかな……？


シ「まぁとにかく、私はお前に隠し事とかする気は無ぇ。気になるなら他の奴に聞けば良いが、返答は変わんないだろうな」

「うん、分かった。ありがとう！ 引き止めてごめんね！」

シ「おう、じゃあな」

ｻﾞｯ､ｻﾞｯ…


……う〜ん……。

正直、シンに聞いたのは人選ミスだったかな……。

シンって、言ってる事が本心かどうか読み取れないんだよね。


……他の人にも聞いてみたいけど、なんだか、隠し事をしてるって言われるのが怖くなってきちゃったな……。

……もう少し気持ちが落ち着いてから聞いてみようかな。

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