5´ ページ48
「……ちゃんと送り届けた？」
「はい。もうあの子が忘れている事は何一つ無いし、きっと成し遂げるでしょう」
「そうだね。
彼女らはボクのお気に入りでもあるし、生き抜いてほしいところだけど……上手くいくかな？」
「……貴方程の方が特定の者に干渉などして宜しいのですか？」
「いやぁ、正直言ってあまり良くないね。
まぁでも直接手をくだした訳じゃないし、これぐらいは平気だよ」
「そうですか。
…………そういえば、「綺麗な花が咲いていれば摘みたくなるように、神も素晴らしい生物は手元に置きたくなるのだ」と聞いた事がありますが……」
「……「アンタもそうするのか」って聞きたいのかい？ ……しないよ。ボクはその逆、大好きなモノは最後までとっておく主義でね」
「……とっておかなくたって、貴方にとって代わりはすぐ現れるでしょう」
「いやいや、あそこまで素晴らしい繋がりを持っているのは彼女らが初めてさ。
……なんだい、君の生きる星ではあれぐらいの仲間思いはざらにいるって？」
「いえ。私の住む星は完全なる「弱肉強食」。 あんな風に慈悲を掛け合うなんて事滅多にありませんよ」
「ふぅん……。
……さて、そろそろボクらも帰ろうか」
「……」
「……なんだい？」
「貴方の事です、最後まで見届けろとでも言うのかと」
「言わないよ。ボクは他の星の神と比べて変な奴とは言われてるけど、そこまではしないさ。君の好きにしたら良い。
……勿論、ボクは瞬きすらも惜しんで刮目させてもらうけれどね」
「……そうですか。
では帰ります、お達者で」
「うん、わざわざ呼んで悪かったね。じゃあね」
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降魔(プロフ) - またしてもお気に入り登録、有難う御座います！ (2020年8月9日 16時) (
レス) id: 6d6843d9f1 (このIDを非表示/違反報告)
降魔(プロフ) - お気に入り登録、有難う御座います (2020年6月11日 6時) (レス) id: 6d6843d9f1 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル - ガンバッテェェ〜〜〜 (2020年5月31日 21時) (レス) id: a86e035e62 (このIDを非表示/違反報告)
降魔(プロフ) - ヨルさん» シン「そこはもうほら、ひたすら根性で耐え切って乗り越えて見せるわ。 頑張るしかない。 そしてコメ有難う」 (2020年5月31日 17時) (レス) id: 6d6843d9f1 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル - シンガァシンガァァァ...!天使の普通の生活も心配だシィ...*\(^o^)/*オワタ (2020年5月31日 15時) (レス) id: a86e035e62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：降魔 | 作成日時：2020年2月6日 19時
