16 Side Sin ページ20
神器の準備良し、服装の準備良し、ベルトの短剣良し。
出撃の準備は整ったけど……ホントに行く必要あんのかコレ？
ちょろっと聞いた話だと、ピットもそこにいるらしいし……。
ブラピもピットもいて苦戦する、なんて事無くねぇ？
……てか、なんか嫌な予感するから行きたくねぇ〜……。
いやまぁ、敵軍のピットはともかく、ブラピがヤラレそうになったら当然ピンチヒッターとしていつでも出撃するけど……。
寧ろそんなシチュエーションはホントにあるならマジwelcome。
……とはいえね……わざわざ嫌な予感がする場所に行くのは……いやいや、ブラピがヤバくなったら……！ いやでも……。
一人変な葛藤を繰り返していたその時。
ナ「シンンンンﾝﾝンﾞンﾞンﾞﾝﾝﾝﾞ!!!!」
シ「えっ、あっ、はい?! なんスか?!」
突然聞こえてきた、ナチュレ様の焦った声。
咄嗟にベッドから腰を上げる。
ナ「早く行かなければならんのじゃ!! ブラピが危ないかもしれん！」
シ「えﾞっ?!」
いつもの私なら内心「ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!!」とか言ってそうだが、現状では手放しに喜べない。
自画自賛するみたいになるけど、こういう時の予感が外れる事は滅多に無いからだ。
ナ「まだブラピとは連絡が繋がる、いきなりじゃが転送するぞよ！」
シ「えっ、ちょ、行き先はどk＿＿」
ナ「転送!!」
私の問いは遮られ、一瞬の浮遊感に襲われ、少し埃っぽくて薄暗い場所が目に入る。
シ「いや何処だこ＿＿こぉっ?!」
ブ「いでっ?!」
転送された瞬間、ブラピが私目掛けて飛んできやがった。
普通なら怒ってるトコだけど、ブラピがもう戦い始めてるみたいだし、そうもいかないっぽい……？
ナ「シン、今送った……ｻﾞｻﾞｯ……でな、そこに……ｻﾞ､ｻﾞｻﾞｯ…………おう？」
シ「えﾞ、ナチュレ様？」
ナチュレ様の声にノイズが入り、上手く聞き取れない。
ナ「通信が……ｻﾞｻﾞｯ……まずい……！ ………ｻﾞｻﾞｻﾞｯ……すまんシンっ、詳しい事はブラピから聞い……ｻﾞｻﾞｯ…………ﾌﾞﾂﾝｯ」
シ「オイオイ、嘘だろ……？」
ナチュレ様との通信が、切れた……？
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降魔(プロフ) - またしてもお気に入り登録、有難う御座います！ (2020年8月9日 16時) (
レス) id: 6d6843d9f1 (このIDを非表示/違反報告)
降魔(プロフ) - お気に入り登録、有難う御座います (2020年6月11日 6時) (レス) id: 6d6843d9f1 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル - ガンバッテェェ〜〜〜 (2020年5月31日 21時) (レス) id: a86e035e62 (このIDを非表示/違反報告)
降魔(プロフ) - ヨルさん» シン「そこはもうほら、ひたすら根性で耐え切って乗り越えて見せるわ。 頑張るしかない。 そしてコメ有難う」 (2020年5月31日 17時) (レス) id: 6d6843d9f1 (このIDを非表示/違反報告)
ヨル - シンガァシンガァァァ...!天使の普通の生活も心配だシィ...*\(^o^)/*オワタ (2020年5月31日 15時) (レス) id: a86e035e62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：降魔 | 作成日時：2020年2月6日 19時
