［新･光神話 パルテナの鏡］〜君の**た物語〜

7　Side Pit ページ11

ﾄｯ

ピ「無事着地！」

パ「あっ、大声出さないで！」

ピ「へっ？ って、おわっ！」

いつの間にか後ろにいたモノアイ数体、ミック数体の攻撃を回避する。


パ「大声出すからですよ」

ピ「以後気を付けまーす……っと！」


所詮ザコ敵、ものの数秒で浄化する。

因みに、ボクが今装備している神器は「パルテナの撃剣」だ。

価値305だよ、凄くない？
凄くない??(｡･ω´･｡)ﾄﾞﾔｯ


パ「……ピット、何故ニヤけているのですか？」

ピ「ほあぁっ、すみませんなんでもないです」

パ「そうですか……。
正面の門からしか内部に入れないようです」

ピ「……門番としてか、死神がいますね」

パ「それが何か？」

ピ「むっ無慈悲なぁ……!! ボクがアイツ嫌いなの知ってますよね?!」

パ「あ、大声出すと……」

ﾃｯﾃﾃｯﾃﾃｯﾃﾚｰﾃｯﾃﾚｯﾃﾃｯﾃ♪ (死神のBGM)


ピ「‎(;º言º)ﾋｭｯ……」

パ「またですか……(呆)」

ピ「くっそぉ……!! でもっ、このパルテナの撃剣さえあれば！」

ﾊﾞｼｭﾊﾞｼｭｯ､ｻﾞｼｭｻﾞｼｭｻﾞｭｯ


パ「ナイスコンボですね」

ピ「ふぅっ、浄化完了！」

パ「安心してますけど、門番を倒しただけですよ！」

ピ「うぅ……逃げ出したい……」

パ「それ程死神が徘徊している訳でもなさそうです、先に進みなさい」

ピ「は、はい……」


先程までの緊張感は何処へやら、茶番ぽくなってしまった。


……さて、パルテナ様に歯向かう事はできないから、心の中でだけ叫んでおこう……。


_(┐「ε:)_ ＜ｲｷﾀｸﾅｲｵｵｵｵｫｫｫ!!

8　Side Pit→←6　Side Pit

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す