53,ひんやりしてて、つやつやしてて、細長い棒みたいなモノ ページ7
身動きできずに固まっていた時。倉庫から放たれていた光に影が差して、倉庫の影と繋がっていった。
？「姐さん、助けに来ましたよ!!」
この声は……穴倉、君？
不2「穴倉パイセ〜ン、やろうと思えばできるじゃないっすか。」
不5「なかなかカッコ良いですよ!!先輩さっすが。」
穴「お、おい…ドヤすのやめろよ。何も出ないからな!!」
なんかめっちゃ呑気なんですけど。そして何故赤面する？
泰「……何、君たち。律花ちゃんの何な訳？」
泰紀の目がすっと鋭くなる。
穴「ニイさん、何やってんすか。黒さん、嫌そうにしてますけど。場合によっては、ニイさん怪我しますよ。」
穴倉君もガチトーン⁈いや嬉しいんだけどさ。二人とも怖いんだよ。歌い手も放心して何も言ってくれないし!!何この状況？そこの不良たち、黙って見てるのやめい!!ニマニマしてないで助けろや!!
睨みながら圧を出しても、不良たちは後ずさるだけ。後で覚えてろよ、お前ら。
不1「やりますか、穴倉さん!!」
泰「君ら急に乱入してきてさ、ウザいんだよね。僕と律花ちゃんの時間、邪魔しないでほしいんだけど。一回、いやいっそ一兆回、消えてもらえる？」
私を離して戦闘体形を取る泰紀。釣られるように穴倉一行もフォーメーションを取る。
『私と泰紀を切り離してくれてありがと。でも、君らはじっとしてていいから。』
穴倉君にだけ聞こえるように言って、私は落ちている刀を拾う。また、一直線に進んでいった。また叩き落そうとするのは分かっていたから、今度は足を伸ばして引っ掛ける。
足場を固定してそのまま後ろに向かう。後ろで剣を突き立てた。
泰「さっきとは比べ物にならないくらいキレが良いねぇ。僕を、◯す気なの？兄さん、力が取り柄なんじゃ無いの？早くk…」
『残念。穴倉君の部下君が抑えてくれっちゃってるから。ね、穴倉君？』
穴「は、はははい!!そうです!!お前が黒さんを抱くなんて何回生き返ってもできるわけねえんだよ!!」
泰「はあ。家の兄も使えないね。やっぱり、僕はこっちの方が信用できるかな。」
頭にひんやりとした感触が伝わる。
穴「黒さん!!」
悲鳴にも似た叫び声。触れてみると、つやつやしていて細長い棒が手の中に収まる。これ、銃だ。
泰「そう、小型だけどね。僕は、綺麗な律花ちゃんならどんな状態でも良いんだけど…どう？」
どう？じゃねえよ。しかも、今度は先を穴倉君に向けやがって。他人を、巻き込むな。
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2022年4月27日 13時) (
レス) @page28 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2022年1月13日 22時) (レス) @page28 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
篠月(プロフ) - 70話は先の話（72話時点で）に少なからず関係してくるので、中身については触れられませんが……これからの話が、R.rさんの心に何かを与えられることを願って、今後も更新頑張っていきます。 (2021年4月10日 17時) (レス) id: b07d15d446 (このIDを非表示/違反報告)
R.r - 私７０話の最後らへん共感します。「私なんて・・・」ってよく思うんですよねー（やっば。えっ・・・病んでるの？） (2021年2月27日 18時) (レス) id: ba078f980a (このIDを非表示/違反報告)
R.r - やっぱ篠月さんって面白いですね。 (2021年2月27日 18時) (レス) id: ba078f980a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：篠月 | 作成日時：2020年10月20日 20時
