1話 ページ1
○
▷ 篠宮 A
▷ 25歳
▷ ウエディングドレスデザイナーとして世界で有名であり、テレビにも多数出演している。
▷ 夜を表すような黒髪は、胸上まであるストレートロング。清楚系統の顔立ち。
▷ 小学校からの幼馴染が1人。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ミーン、ミーン。
うるさくて、無数に聴こえる蝉の鳴き声。
風も無く、茹だりそうな昼間。
まだ夏は始まったばかりだと言うのに、もう8月の熱さで参ってしまう。
一歩、また一歩、歩を進める。ふとそれなりの額はするであろうコーラルピンクに染まる腕時計を見ると、丁度午後1時を指していた。
大体駅から15分ぐらいの場所にとあるファミレスがあるんだけど、そこに幼馴染と午後1時に待ち合わせをしていた。これじゃあ、何分か遅れてしまう。
やや視線を感じながらも幼馴染の待つ場所へ急いだ。
・
・
カラン、コロン。
お洒落な鈴の音が響くと同時に、「 いらっしゃいませ 」と、声が聞こえる。
全体を見回せば、ピンク頭の所謂派手髮の幼馴染はすぐ見つかり、小さく手を振りながら向かった。
・
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しの。 | 作成日時:2019年4月27日 18時