11、2人ぼっち ページ12
鍋を食べ終わった私達は各々部屋へと帰っていく
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
マイキーが私の部屋で寝静まった後、チャイムが鳴った
『誰？』
百「私が出るよ!」
彼女はﾊﾟﾀﾊﾟﾀと玄関へと走っていった
「百樹っ！」
百「はるちゃんー！」
その声を聞いて急いで私は玄関へと向かった
そこでは2人が抱き合っている
『…。今日は百樹こっちで寝るんやけど？』
「うるせぇ。薬抜いてきたんだよっ！さぁ、百樹帰ろうなぁー！」
『はぁ？んなもん信じられるかよ！』
私がそういえば百樹はこちらに振り向き口を開いた
百「本当だよー！瞳孔も普通だし、匂いもないし！」
『百樹がいいなら良いけど…』
すると2人はニコニコと微笑みながら帰っていった
さぁ、部屋にでも行くか
部屋に行けばマイキーが寝転がっていた
「おせぇ」
『ごめんね？』
私達は唇を寄せ合うとそのまま深く深く欲望のままに身を寄せ合った
___
__
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目を覚ませばまだ辺りは少し暗いようだった
マイキーの暖かさを肌で感じて唇にキスをすると私は腰にあった彼の手を退けて立ち上がった
近くにあった大きいサイズのパーカーを羽織って外に出れば少しだけ明るい空
息を吐けば白い空気が見えた
しばらくそんな空を見ていれば後ろでベランダの扉が開く音が聞こえﾍﾟﾀﾍﾟﾀと彼が歩いてきた
ｷﾞｭﾂ
背後から抱きしめられ頬にキスをされる
「何してんの？」
『なんとなく外の空気吸いたくてさ』
「ふーん」
彼は興味なさそうに一緒に空を見上げた
この世界に2人しかいないのではないかという錯覚を起こすほど静かな空間
さぁ、今日も1日が始まる
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紅蘭(プロフ) - コメント失礼します。鶴蝶が確蝶になってます。 (2021年11月23日 18時) (
レス) @page16 id: b204aab9e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラの娘です - あっ好きです！更新頑張ってください！応援しています！ (2021年10月19日 16時) (レス) @page5 id: dfc5bee49e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛 | 作成日時：2021年10月17日 19時
