8、総会 ページ9
『瑠夏。同盟組んだことで良くなるとうちは思ってる。交渉に有利な内容、頼んだで。』
瑠「ほんっとうちの総長は自分勝手が過ぎる。」
「今に始まったことじゃないけどねー」
Aはアジトに着き、バイクから降りた瞬間に口を開いた。
その言葉は百合會の脳をいかに信用しているのか分かる言葉だった。
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『では!総会を始める!そろそろ愛目會を潰す!潰した後は傘下には入れない!徹底的に潰せ!そして全員捕まえろ!』
「「はい!」」
『人数は向こうのほうが多い!だが、関係ないよなぁ?うちら強いもんなぁ?1週間後!それまでに各自準備しとけ!』
「「はい!」」
廃小学校の体育館で声がこだまする。
総長であるAの背後には最も彼女が信頼を寄せる副総長である雪が立ち、3人の隊長はその2人を守るように佇んでいた。
『5日後、作戦を発表する!同刻にまた集まれ!』
「「はいっ!」」
『あ、あと…』
Aがニタリとしながら話し出す。
この顔をした時、ろくでもない発表がされることを隊員達は知っている。
『東京卍會と同盟を組む!!』
「「はっ…えええ!」」
私とマイキーと幹部が話している間、隊員達は遠くで見守っているだけで話し声が聞こえなかったため驚きを隠せない。
『そー言うことやから!東卍ともめんといてな!』
「「はっはい!」」
詳しくはまた今度!解散!と言いながらAは体育館から出て行き幹部達もそれについて行った。
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作者名:凛 | 作成日時:2021年9月24日 20時