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15、友達 ページ16

「ごめんね、ドラケン」

「気にすんな。今日はこいつも寝てねぇし」

「飯食ってすぐ寝るとかお子様だなー!Aは!」

「マイキーも人のこと言えないだろ。」

『すぅ…』


ご飯を食べたAはいつも通りそのまま眠ってしまい、私がおぶろうとすればドラケンが代わりにAをおぶってくれた。


「ってかお前ら学校は?」

「私らの学校は創立記念日で休み。」

「なるほどなー」

「ってかこの後どーすんの?」


私がそう言うとマイキーがニカッと笑いながら答えた。


「たけみっちに会いに行く!」

「たけみっち?」

「昨日お前らが助けた奴だよ。」

「あぁ…へっぽこ君ね。」

「お前らも行くだろ!」

「まぁ、暇だしついていくよ。Aも喜びそうだし。」


私がドラケンに背負われてるAの鼻をつまめば寝苦しそうに答えた。


『むー…』



私の大切な友達。

彼女との出会いが私を変えた。

初めて会った私より強い人。


私は高校生の下っ端だった。

体格の差で負けた私は毎日毎日、奴等の言いなりになっていた。

16、出会い→←14、似たもの同士



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作者名: | 作成日時:2021年9月24日 20時

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