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11、約束 ページ12

『はぁー!美味かった!もう眠なってきたー』


そう言いながらAは大きな欠伸をした。


そのまま床に寝転べば段々と重くなる瞼。


『…。スーッ』

瑠「寝た。」

「はぁ…。いつになったらご飯食べてすぐ寝る癖は無くなるのかな。」


雪がAをおんぶして彼女の部屋へと向かった。



蘭「ここ片付けよっか!」

百「だね!」


蘭がそういうと百樹はみんなの食べた後の食器を重ねて片付け始めた。


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瑠「そろそろ帰ろっか。」


瑠夏のその声に他の2人も頷く。


蘭「雪はどうする?」


蘭がそういうと雪は首を横に振った。


「私はAが目覚めるまでここにいるよ。皆んなは早く帰りな。親御さん心配する。」

瑠「分かった。風邪ひくなって言っといて。」

百「リュウガにまた明日って伝えてねー!」

蘭「すっごく楽しかった!また絶対にしようねって伝えて!」

「はいはい。分かったよ。」


百樹以外の親御さんはチームに入ってることもしっているし、喧嘩をしてることも知ってる。

もちろん、最初は反対されていた。

でも、Aは本当にやりたい事なのかどうかを本人達に確認してから一人一人の家に土下座しながらAが周り、約束を取り付けていた。


『必ず、日付を超えるような時間に家には帰しません。危ない目に合うかもしれないけど、私が必ず日付を超える前に帰させます!必ず!なのでお願いします。一緒にいさせてください!!』



もちろん軽くあしらわれていたのも覚えているが毎日毎日飽きませずひたすら土下座して同じ事を言うAの姿を見て親御さんは根負けしていた。


私は親は自己責任って感じだから何事にも口出してこないからいいけど。


その約束は今でも必ずAは守っている。

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作者名: | 作成日時:2021年9月24日 20時

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