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高速移動 ページ41

「そうそう!Aは上手にできてるよ!!」




『ありがとう無一郎。』




私は今、無一郎の所で稽古をしている。




ここでは高速移動を主に行っているが先ほどから打ち込み台とにらめっこする人が多いように感じる。




『えっと、無一郎?』




「なに?Aさんっ!」




彼は私に呼ばれると嬉しそうな声を上げて近づいてくる。




そうだ。




私の知っている無一郎はこんなにかわいいのだ。





‟私の知っている"無一郎は。






「打ちこみ終わりました!!」




私と無一郎が話している時に他の隊士が話しに来た。






「わかった。僕に打ち込んできて。」




「はい!!!」





バチンっ!!!!





「弱っ。やり直して。打ち込み台壊れるまで。」






見事な秒殺で負けた彼はまた、新しい打ち込み台へと向かっていった。





「あ、Aはもう少し力まないようにした方がいいと思うよ!!それじゃあ疲れが早く来ちゃうからね!」





『あ、ありがとう...。』









激しい温度差に周りの隊士は寒気が止まらなかったという。








それから三日で私は次の柱の元へ行くことに。




行く前日の夜は無一郎とひたすら折り紙で遊んだ。





「これ、兎でしょ?」




『よく覚えてるね。』




「Aとのことは絶対に忘れないよ。」




『ありがとうね。』




私が頭を撫でると気持ちよさそうな雰囲気を漂わせる。




「Aってば、お母さんみたいだね。」




『今のうちにたくさん甘えて良いからね...。』




気づけば無一郎は私の膝の上で寝てしまっていた。







『今だけでも、鬼のことは忘れてゆっくり寝てね...』






私は無一郎を抱き上げると布団の中へと連れて行った。

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(プロフ) - あゆさん» 最後まで読んでくださり、ありがとうございました! (2021年3月8日 16時) (レス) id: 4194e7bbca (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - とても楽しく読めました (2021年3月8日 16時) (レス) id: 4ea86db667 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年2月14日 15時

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