岩柱に継子が居たそうです【鬼滅の刃】【宇髄天元】 (ページ22)

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決着は分かってたページ22

鍛錬をする部屋に来ると私は竹刀を手に持った。

「Aさんは刀を使えるのですか？」

私の武器を見たことある竈門君は頭に？を浮かべる。

『もちろん、元は水の呼吸を使っていたんだよ。』

久しぶりだけど。

そう最後に付ける。

そして嘴平君を見ながらこう言った。

『君たち程度なら充分勝てるよ。』

「はぁぁぁぁ！！？やってやろうじゃねぇか！！！」

1分後

『1分も持ったね...すごいよ？』

「うるせぇ！！」

結果は想像通りAの勝ちであった。

『君はもう少し戦闘時の落ち着きを持った方がいいね...』

「わかったよ！！」

嘴平君はそういうと私の手のひらに何かを置いた。

『これは？』

「ツヤツヤのどんぐりだ！お前...Aにもくれてやる！」

私はありがとうと微笑むと用事があるからと言って蝶屋敷を後にした。

今日はこの後、天元とご飯に行く約束をしている。

『楽しみだなぁ...(ボソッ』

待ち合わせの場所まで歩きながら彼等のことを考えていた。

彼等はきっとこれから強くなる。

もう少し、お手伝いしようかな。

(彼等が任務から帰ってきたら稽古を少しつけてあげないとね)

私の中にたくさんの楽しみが増えていく感覚がとても懐かしく、そして新しかった。