岩柱に継子が居たそうです【鬼滅の刃】【宇髄天元】 (ページ3)

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任務ページ3

『ついたかな』

私は無事に任務の場所に到着し、周りの音や気配を読み取っていた。

目は見えないがその分他の器官が発達していた。

今回の任務は山での任務で鬼の巣窟があるらしいとの情報だった。

(この感じだともっと深い山の奥か。)

だんだんと日が落ちてきて辺りは薄暗くなってきたときだった。

ガサ

後方、半径1キロ以内に鬼の気配あり。

『見つけた。』

一気に踏み込み武器の射程範囲に入れる。

『岩の呼吸壱の型蛇紋岩・双極！！』

「ぎゃああああ！」

その声とともに飛んでいく鬼の首

だが、その声におびき寄せられたたくさんの鬼が私の元へと集まってきた。

『悲鳴嶼さんに帰れないと報告しておいてよかった。これは時間がかかりそうね...』

　
　
　
　
　
　
その後、次々に集まる鬼の首を斬り続け、気づけば朝日が昇ろうとしていた。

『ふぅ...あなたで終わりね』

「お前...目が見えてないのに...！棒のように細い女なのに...！！なぜそんなにっ！」

『可哀想に...とても世間知らずな鬼なのね...』

一歩また一歩と鬼に近づいていく。

慈悲の涙をながしながら。

『目なんて最初からなければ何も不便に感じないのよ。』

私が武器の斧を投げる。

『南無阿弥陀仏』

鬼の頭を破壊すると鬼は灰となり消えていった。

『甘味でも食べて帰りましょうか。』

私は静かに歩いて山を降りていいった。