高華の大狼

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ふーん


そいつは強そうだね


白龍様ってのは





「侵入者はどこだ！」



ん？


なんだか騒がしいな



「そこの女!!!」



なんだ？


姫様を見た瞬間



動きが止まった？






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四龍の戦士よ



これよりお前達は



我々の分身



緋龍を主とし



命の限り これを守り



これを愛し



【決して裏切るな】




「うわああああぁぁ！！！」






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おいおい


白龍さんが叫んで


倒れちゃったよ





「…叫び疲れたのか？」




『んなわけあるかい』




「白龍様！！」



「大丈夫!?」




「おお…」



「見ろ、白龍の御手が…」




でっかっっ！



なになに!?



私の体の半分くらいあるのでは？



あ、ごめん




それは盛りすぎた



あ。




『目、覚めたか？』



「あの…白…龍…？」



「…はい。」



「私は古より受け継がれし白き龍の血を引く者、お待ちしておりました。我が…主よ」



「主？何のこ…と…？」




「おめでとうございます白龍様！」



「ようやく我らの王が現れたのですね！」




王!?



え、え？



姫様が？



「古より守り続けられた神の力。ようやく今日、報われるのですね！」




『…話についていけてないのは俺だけか？』



「大丈夫、みんなだ」

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