53 ページ9
綺麗な月だな…
『おいで、月紫。光蝶。』
「呼んだか?」
「呼ばれたから出てきたんだろ」
月光紫蝶は私の能力
だけど何故か
感情を持っていて
容姿を人間にすることが可能なんだよね…
びっくりしたでしょ?
『久しぶりだね。顔を見るなんて何年ぶりかねー』
「知らん!」
「5年ぶりくらいじゃね?」
「なぁ、(ロウガ)。久しぶりに話をしようよ」
『いいけど…誰か人が来たら、戻ってね?』
「わかってるよ」
その夜
月紫と光蝶と
夜が明けるまで
話をしていた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ん…?
もう朝か…
『少し散歩でもしようかな』
静かだな…
昨日の闘いが
遠い日の出来事のようだ
少しは私
この町の人達の
力になれただろうか
…何か
いやな予感するな
『ん?あれは姫様…?』
何故
泣いている?
『姫様っ!』
「(ロウガ)…?」
『何があった!』
「実は…」
その時に聞いたのは
朝早く起きて散歩していたこと
そのまま帰ろうとしていたこと
そして…
『スウォンに…会った…だと?』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お気に入り登録
ありがとうございます!!
96人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫穏(プロフ) - ユキさん» 了解です!ありがとうございます!頑張りますっ (2018年3月18日 7時) (レス) id: 3faa2e12bf (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 名前変換機能付けて欲しいです!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2018年3月17日 13時) (レス) id: 366aad3838 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫穏 | 作成日時:2018年2月14日 1時