活動休止 ページ9
※まだ...という方は閲覧を控えてください。
電話がかかってきたのは、夜の12時を過ぎた頃。
その日私は、ドラマの撮影で地方に訪れていた。
お風呂から上がると、机の上に置いてあるスマホが通知を知らせた。
相手は大ちゃん。
｢もしもし、どうしたの？｣
大ちゃんからの返事は無い。
｢大ちゃん？｣
｢......A...｣
やっと返事を返してくれた思ったら、その声は微かに震えていて、何かあったのだと一瞬で分かった。
｢あのさ...｣
｢ん？｣
｢帰ってきたら、俺達嵐から話がある｣
嵐全員から。
それだけでよっぽどの事があったのだと分かる。
電話口で言わずに、直接言いたいという大ちゃん。
｢うん、分かった。
明日には戻るからそ、したら連絡するね｣
｢うん｣
｢おやすみ｣
｢おやすみなさい｣
普段から積極的に話すタイプではないけど、今回のはそれとは訳が違う。
脳内に一瞬過ぎった嫌な予感。
...まさかね。
＿＿＿
｢話って何？｣
次の日、予定より早く帰ってこれた私は、指定されたお店に来ていた。
そこは完全個室のお店で、私達みたいな人が来店するのにちょうどいい。
｢Aちゃんだから言うけど、今から話すことは他言無用でお願い｣
翔ちゃんの醸し出す雰囲気に、自然と背筋が伸びる。
｢うん｣
｢ありがとう。
何から言うか迷ってたんだけど、直球に言う方が早いと思うからそうさせてもらうね。俺達｣
｢待って｣
言葉を遮ったのは、大ちゃん。
｢やっぱり俺が言う...俺が言わなきゃいけない｣
いつもふにゃんとしていて、自主的に話に加わるタイプではない大ちゃん。
むしろみんなが話しているのを、ニコニコ聞いてる方が多い。
なのに今は、言葉を遮ってまで話そうとしていた。
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Sakura(プロフ) - いーちゃんさん» いーちゃんさん。リクエストありがとうございました！ (2019年12月22日 1時) (
レス) id: 526275f0cc (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - アリアさん» アリアさん。リクエストありがとうございました！ (2019年12月4日 22時) (レス) id: 526275f0cc (このIDを非表示/違反報告)
いーちゃん(プロフ) - 初めてコメントします、いつも楽しくお話読ませていただいています！山田くんと家でのんびりしてる話が読みたいです…ざっくりでごめんなさい！ (2019年10月27日 20時) (レス) id: 88ec87dc0c (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 羽生君とのお話が読みたいです！ (2019年10月27日 20時) (レス) id: 7976418ec0 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - さくらさん» こちらこそありがとうございます！ (2019年10月26日 20時) (レス) id: 526275f0cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sakura | 作成日時：2019年9月15日 14時
